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フィルム写真

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フィルムカメラLeicaM4で撮影したモノクロ&カラー写真及び私のカメラ考。
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2022年6月の記事一覧

モノクロの紫陽花

梅雨も半ば。 しっとりとした紫陽花を眺めながら散歩するのを少し楽しみにしていたのに、今日は急に気温上昇。湿った南風が海から吹いてくる。 週末から1週間は、晴れて暑い夏の日が続くようだ。 やはり、紫陽花は雨がよく似合う。 紫陽花は、蕾から開花、花が終わるまでの間に花弁が色変わりをする。 大抵は、ブルーのグラデーション。白やピンク、最近は赤っぽものもある。 モノクロの紫陽花を見て、『さてどんな色?』と人々に問えば、自然の変化と人の記憶色が相まって、色の幅はさらに広くなだろう。

今朝の閃き。

朝、夢と目覚めの間で、バラバラに体験したことがつながりあって、『そうか』と自分の中で腑に落ちるというか、大袈裟に言えば『神のお告げ』のように閃くことがある。 私は、長い間、花の仕事に携わりながら、一時は当時盛んだった花のコンテストなるものに参加していた。植物を使って、デザインすることに最初は面白さを感じてのめり込んでいたが、繰り返していくうちに段々苦しくなった。 他と違う手法をどれだけみせるかが過激になりすぎて『自然のものをこんなにまでデザインという名のもとに痛めつけてい

カラーフィルムの水色写真集

過去にカラーフィルムで撮った、梅雨期の写真を眺めて気がついたこと。 やはり、水色は6月の色。 今日はその写真集。 梅雨の晴れ間の朝。 晴れると日差しが眩しいね。 さて今日は何しよう。 雨上がりには、長靴を履いて出かけてみよう。 水の中にも素敵な絵がある。 アガパンサスは、雨上がりでも傘をいっぱい広げています。 看板は、deep blue となっていますが。 Kodak portraのブルー系はやはり綺麗ですね。 すっかり、最近モノクロばかりになってしまったけど、たま

モノクロフィルムで撮る初夏の花

初夏は、白い花が多い。特に木の花には白いものが多い。 モノクロフィルムで撮影する場合、花弁の厚さと色は、光の透過度で表されるが、『白い花』が一番その特徴を撮し出しやすいと思う。 だから、この季節はワクワクが止まらない。 本日の花の画像は、Leica M4 / DR-summicron / Kodak Tri-X 400 で撮影し、スキャンした画像。 5月初旬から時系列で追っていく。 まずは、エゴノキの花が紫陽花の葉に降り積もっていた。 山法師。 木の上の方に上向きに花をつ