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フィルム写真

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フィルムカメラLeicaM4で撮影したモノクロ&カラー写真及び私のカメラ考。
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2022年4月の記事一覧

アナログなフィルムスキャン

少し時間が取れたので、これまで撮ってきたモノクロ写真を並べ、まとめる作業をしている。 本日は、フィルムスキャンの話。 以前は、現像とスキャンまで現像屋さんにお願いすることが多かったが、依頼先によってあまりにもアウトプットされてきたものにブレが大きいので、一年くらい前から現像は毎回同じところ依頼し、フィルムスキャンは、自分で行っている。 フィルムスキャン後はLightroom→photoshopで手焼きと同じ程度の修正を加え(明るさ、コントラスト、追い焼き少々程度)一旦確認

時々、color film

4月に入り、ようやく落ち着いた時間が取れるようになり、これまで撮ってきたフィルム写真を整理している。 私のLeica M4と所持レンズは、ちょうどカラーフィルムが出始めの頃の製造年。カラーフィルムにもなんとか性能が発揮できるかなと思い、一昨年までは、モノクロフィルムだけでなく、カラーフィルム(主にKodak portra 400) でも時折撮影していた。 しかし、思うところあって、昨年は、Kodak Tri-X 400だけであえて撮影した。 久しぶりに、改めてカラーフイル

菜種の頃

あっという間に葉桜から楓も緑の葉を広げる季節になりました。 菜の花ももう菜種になる頃。 さて、こちらの写真は、数年前に撮った写真で、とある企業様の公式SNSで昨年春ご紹介いただいた写真です。 自分でも好きな写真ではありますが、今振り返ってみると、その頃は少し脚色した構図ですね。 そして、今年撮影した菜の花。 霞んだ水平線は皆様ご想像ください(笑)。 よりナチュラルな写真が自分の中でしっくりくるようになりました。 最近、SNSのアカウントで『だいぶ投稿の回数を減らしま

モノクロの桜

桜はそれだけ誰にとっても忘れられない花。 特に日本人にとって、この季節の過去の記憶と結びつくことが多いからだと思う。 私は、歴史ある小学校の校庭で、桜が散り始める4月、思いっきり花吹雪の下で漕いだブランコのことが今も忘れられない。 そのブランコは、休み時間には走って行かなくてはいけない程、人気だった。 あれ以上、素敵な桜には多分もう会えないと思う。 大人になった今では、あの頃の透明な気持ちは何処かへ忘れ、毎年段々複雑になる気持ちを抱えて写真を撮っている自分がいる。 先日