セルフ聖地巡礼レポート「あかときいろとみどりのさかな」篇@宇都宮
「セルフ聖地巡礼」とは。
自作の舞台となった場所を自分で巡ること。
主に自己満足のために行われる行為。
と、いうことでセルフ聖地巡礼をしてきました。
自分の作品は作中にあまり地名を挙げないのですが、中には具体的などこかの土地を舞台とする作品もあったりします。
という訳で今回の元となる作品はこちら。
こちらの作品は栃木県宇都宮市の宇都宮駅前が舞台となっております。
未読の方はぜひ一度ご覧ください。電子書籍「Summer Inspiration」にも加筆して掲載しております。
今回、作者自ら聖地巡礼をしてきました。いや、まあ、餃子が食べたかっただけなんですけどね。写真と本文を合わせてご紹介させていただきます。
<駅前の田川にかかる橋の上>
(宇都宮)駅を出て西に向かい、大きな十字路を過ぎたあたり。
私は町中を流れる川にかかる橋を渡っているところだった。
車も複数車線が走っている大きな橋です。歩道も広くてゆったり歩けます。
<欄干から眺める田川>
この川から出てきたのだろうか。私は少し身を乗り出して右手側の欄干から水面を覗き込む。
町中を流れているにしてはわりと大きな川で、ゆったりと水が流れている。
交差しているのも片側3車線の大きな道路だ。私はその歩道を急ぎ足で歩いていたのだ。
川の方もゆったりと流れております。この川で黄ぶなが捕れたという言い伝えとなっています。
<餃子通り>
「餃子通り」とそのまんまの名前がつけられた通りを進むと、道の両脇に餃子屋さんが軒を並べている。
写真の場所からもう少し行った先に「みんみん」があります。
<ダブル・スイ・ライス>
座って一息ついてから、「ダブル・スイ・ライス」と注文する。
餃子二人前と水餃子一人前とライスのセットのことである。
注文の品が運ばれてきて改めて対面すると、やはりボリュームがある。
正直なところ、女子にとってはかなり多いのだけど、せっかくここまで来たのだからといつもこれを頼んでしまう。
美味しかったです。隣で食べていた女子二人組も割とぺろりと平らげていたので黄ぶなくんの助けが無くてもいけるかもしれません。
<ふくべ洞>
駅までの帰り道、交差点の周辺だけアーケードっぽくなっているところに差し掛かった時、ふと横を見るとまさに目の前にいる魚と同じデザインの張り子が置いていある店があった。
「ああっ!?お前、これか!?」
張り子を指さしながら思わず魚の方を見るが、魚はまん丸の目を見開いて「?」とでも言いたげにちょっと傾いている。いやいや、知らないのかよ。店の看板を改めて見ると「郷土玩具」と書いてある。
本文中では具体的な店名は出しておりませんが、こちらの「ふくべ洞」さんがモデルとなっております。この日は残念ながら休業中でした。
<黄ぶなキーホルダー>
私はお礼を言って、キーホルダーを一つ買って店を出た。
写真左側にあるのが黄ぶなキーホルダーです。ふくべ洞さんがお休みでしたので宇都宮駅構内の土産物屋「みやげん」さんで撮影しました。
<おまけ:黄ぶな大明神>
「みんみん」さんからさらに少し行った先に宇都宮二荒山神社があるのですが、その手前の「うつのみや表参道スクエア」にて期間限定で「黄ぶな大明神」が期間限定(~2021/1/31)で祀られています。とぼけた顔をしていますが、疫病退散の御利益がある黄ぶな大明神に皆さんもお参りしてはいかがでしょうか。
以上、作者によるセルフ聖地巡礼レポートでした。