見出し画像

マウンティングと競合的態度

マウンティング(マウント)をしてくる人が同じ部署にいて、常にイライラさせられ、それを上司に訴えてもスルーされたとますます苛立ちを増している人が身近にいます(^^;

わたしも過去に10年間ほどマウンティングをとられた経験かありました。もちろん嫌な気分です。しかし今考えると不思議なのですが、結局は10年も付き合ってしまいました。
わたしは車を持っていなく、相手は運転が好きです。月に一度は一緒に遠出をして観光や食べ歩きをしました。もちろん交通費は折半です。
問題なのはわたしが逃げられない状況、例えば高速道路を走行中とか、自宅まで他の交通機関を使って帰れない状況で相手がマウントをとってくること。街中でマウントをとられた時は、さすがにその場で車から降りて電車で帰ったこともありましたが、逃げ場のない状況で追い詰められる言葉を浴びるのは、苦痛以外の何物でもありません。

その相手とは私が引っ越し、相手からの連絡をブロックしたことで終了しました。なぜもっと早く出来なかったのかなと考えて、双極性障害が原因だったんだと今さらながら気づいたことと、自分にも相手と張り合ってしまう気質があったんだなと思いました。
ただでさえ余裕のない状態。加えて他人のマウントを上手にスルーできない気質。結局は同じ穴のムジナだったんだと反省しきりです。

上手にスルー出来ずに張り合ってしまう。相手が悪だと断罪してしまう。それをあらわす言葉を見つけました。競合的態度です。

マウントと競合的態度の関係性を教えて


マウントと競合的態度は、しばしば関連しています。
マウントは、他人を比較し、自分が上であると感じることを指し、これは競争心や自己肯定感の欠如から生じることがあります。一方で、競合的態度は、他人との対立や争いを好む性格特性です。

マウントを取る人は、他人を競争相手としてみなすことが多く、これにより対等な関係を築くことが難しくなることがあります。また、マウントを取ることは、自分の価値や能力を認められない自己肯定感の低さから来ることもあります。対等性を持つためには、「相手の立場になって考える」「自分に優しくするから相手にも優しくできる」という考え方が重要です。これにより、マウント癖を抑え、より健全な人間関係を築くことができます。
また、「協力的態度」を持つことで、人間関係がより良くなる可能性があります。

マウンティングとは、自分が相手よりも優位であることを示すためにとる言動のことです。例えば、自分の成功や能力を誇示すること、相手を貶めることなどがマウンティングの一例です。この行動は、自己肯定感を高めたり、相手を下げたりするために行われることがあります。マウンティングは、男女や年齢問わず見られる行動になってきています。

生成AI

競合的態度とは、相手を裁く態度を指します。これは、自分の利益を他人の利益よりも優先することや、相手を下げることを目的とした行動を含みます。アドラー心理学では、「競合的態度」 competitive attitude と「協力的態度」 co-operative attitude を二項対立させており、人間関係がこじれるのは競合的な態度に起因すると考えられています。協力的な態度は、相手を裁かずに共通の目的のために一緒に仕事をすることを意味します。競合的な態度は、対立や矛盾するもの同士が争う様子を表現します。

生成AI

***うわあ。ヤバイな。
自分の内省も出来ず、相手のマウントの意味も考えずに10年も過ごしてきたってことですよね。いくら自分のことで手いっぱいとはいえ、嫌な気持ちになるのなら他の人にアドバイスを求めても良かった。

***この時期に限らず、うつ状態でも軽躁状態でも、自己を振り返り内省しないことで、他人に不快な思いをさせ続けていたのでしょうね。
他人は自分の鏡とはよく言ったものです。めっちゃ恥ずかしい(^^;


競合的態度を持つ人の特徴は何ですか?


競合的態度を持つ人々は、他人を過剰に警戒していることが多いです。
アドラー心理学によると、競争社会の中で他人への警戒心過剰な緊張感を抱えて生きている人は少なくないとされています。このような態度は、ストレスが蓄積し、疲弊してしまうこともあるため、心の問題や対人関係の問題が生じる可能性があります。

また、競合的態度は「縦の関係」の視点から生じる問題とされており、自分の存在価値が貶められて自尊心が傷つくことを恐れるため、常に頑張り続けていなければならないという考え方があります。
しかし、「横の関係」の視点では、人間はみな「対等」であり、上司も部下も取引先の人も、人間はみな「対等」であると考えることができます。このようにして、健康的な競争をすることができます。

競合的態度を持つ人々は、他人と健康的に競争をすることもできますが、自己を否定することなく、次の競争への目標を定めることが重要です。また、「競争は競争」と考えて単純に競い合いを楽しむことができるようにすることも大切です。

***過剰な警戒心や緊張感。それで自分の存在価値を貶められたり、自尊心を傷つけられたくないので、常に頑張る。……耳が痛い。あ、目か。
その気持ちが態度になると、自己防衛になる。相手を自分の基準で裁いたり、競争を持ち掛けられていると思わせることになっていたのかも。

***その相手。年上の女性でしたが。こんなことを話していた記憶があります。「歳をとったら市営住宅にでも住む。孤独死しても市がなんとかしてくれるだろうし」「母親(故人)が、ゆくゆくはふあさん(私)と一緒に住んだらいいじゃない? って言ってた」「出家したいな。尼寺に行きたい」
彼女は両親と兄夫婦とその子供と共に一軒家に暮らす、立場的に独身の小姑でした。わたしと親交があった当時、父親についで母親も亡くなりました。両親という後ろ盾がなくなり、兄夫婦との同居。しかし彼女はこれまで実家暮らしで家を出たことがなく、仕事もずっと派遣社員。看護師で一人暮らしをしている私と自分を比べて、劣等感を持っていたのかもしれません。しかし年上であることから、嫉妬心をあからさまには出来ない。プライドが許さない。それがマウントに繋がる、と。

それがわたしの主観的な分析です。
自分の病気を自覚していなかったわたしとは、とても良い組み合わせではありませんでした。うつ期にマウントされても反応できない。軽躁期にマウントされると怒りだして車から降りてしまう。従順だった人間が突如牙をむくようなものです。相手にしてみたら何のことか分からずに戸惑いますよね。



競合的態度をとってしまう人が気を付けることはなんですか


競合的態度をとってしまう人が気を付けることは、以下のようなサインがあります。

  1. 他人を過剰に警戒:他人の意図や動機を常に疑う傾向がある場合です。

  2. 緊張感:ストレスが蓄積し、緊張していることが多いです。

  3. 自己否定:自分自身に対して厳しく、自己肯定感が低いことがあります。

  4. 対等性の欠如:他人との関係で対等性を感じないことがあります。

  5. 競争心:他人との競争を好むことが多く、協力的な関係を築くことに苦労することがあります。


競合的態度を和らげるためのアドバイスはありますか?


競合的態度を和らげるためには、以下のようなアドバイスがあります。

  1. 自己認識:自分の行動や感情を正確に理解し、自分自身に対して優しくなることが大切です。

  2. コミュニケーション:他人とオープンかつ率直にコミュニケーションを取り、相互理解を深めます。

  3. リラクゼーション技術:深呼吸や瞑想、運動などのリラクゼーション技術を使って、ストレスを軽減します。

  4. ポジティブなフレームワーク:マウントや競争を否定しないで、それを学びの機会として捉えます。

  5. 協力的な関係:他人と協力し合い、共通の目標に向けて努力します。

  6. 自己肯定感の向上:自分の価値や能力を認めることで、他人のマウントに対して強くなります。

これらのアドバイスは、競合的態度を和らげるための一般的な方法ですが、個々の状況に応じて適切な方法を見つけることが重要です。また、長期的な問題に対処する場合は専門家の助けを求めることも検討されてください。競合的態度は自然なものですが、過剰に取ると問題になるため、バランスを保つことが大切です。


自己肯定感を高めるためには何が効果的ですか?


自己肯定感を高めるためには、以下のような方法が効果的です。

  1. 自己評価:自分の成果やスキルを正確に評価し、自分の強みを認識します。

  2. ポジティブな自己言葉:自分に対してポジティブな言葉を使い、自分の価値を高めます。

  3. 目標設定:具体的で達成可能な目標を設定し、それらを達成することで自信を持つことができます。

  4. 成功体験:小さな成功を積み重ねることで、自己肯定感を高めることができます。

  5. 健康的な生活習慣:適切な食事、運動、十分な睡眠を心がけることで、精神的な健康も改善します。

  6. サポートシステム:友人や家族、専門家など、信頼できる人々との関係を築き、サポートを受けます。

これらの方法は、自己肯定感を高めるための一般的なアプローチですが、個々の状況に応じて適切な方法を見つけることが重要です。また、長期的な問題に対処する場合は専門家の助けを求めることも検討されてください。
自己肯定感は自分自身に対する信頼と満足感ですが、それを高めるためには時間と努力が必要です。


***つまりは双極性障害Ⅱ型の治療にも共通する部分が多くあるってことかな。病気、症状に対して無自覚でいる期間が長いと治療が進まない。人間関係も円滑には進まない。症状が悪化する。このループに陥ってしまう。

***わたしが他人に対して身構えたり疑ったり、マウントをスルー出来なかったり、自己評価が低いのは、考えてみたら「だよね」って感じ(笑)
耐え忍んできた期間が長く、防衛本能で常に戦闘態勢。まるで余裕がない。
いじめ、毒親、病気。外敵な要因はあります。しかし、そこから形成された内的な捻じれは、わたしの気持ちひとつで変えていけるはずです。

***自分を客観視する。そのためにも自分を正当に評価する。書き綴ることは内省の時間でもあります。わたしにはこの方法が合っている気がします。
***まずは自分のために。そして自分と似ている誰かさんに向けて。わたしの言葉が真っすぐ伝わるといいなあと願います。