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精神疾患はなぜ進化の過程で無くならなかったのですか

まあ、精神疾患を患っている本人からしてみたら問うてみたい事柄だよね。とはいえウチのAIちゃんは、お上品なお答えしかしないからなあ(笑)
まあ、問うてる相手が病人っていう前提も加味しなければならないし、それ以上に色々と大人の事情があるのでしょうが(笑)

「そんなこたあ分かってんだよお~」とかブツブツ言いながら、多方面から質問でつついてみました。さて、結果は?

精神疾患はなぜ進化の過程で無くならなかったのですか

精神疾患が進化の過程で消失しなかった理由には、いくつかの考えられる説明があります。一つの理論は、精神疾患の一部が、特定の環境や状況下で進化的な利点をもたらした可能性があるというものです。

例えば、軽度のうつ病や不安が、危険を避けるための警戒心を高めるなど、生存に役立つ場合があるとされています。

また、別の観点からは、精神疾患が人類の高次脳機能の進化の副産物である可能性が指摘されています。高度な社会行動や認知機能を発達させる過程で、それに関連する遺伝子の変異が精神疾患を引き起こす原因となることもあると考えられています。

さらに、精神疾患に関連する遺伝子が病気になる可能性を高めるにもかかわらず集団中に頻繁に見られる「進化的なパラドクス」として捉えられることもあります。これは精神疾患関連遺伝子が人類の脳の進化において重要な役割を果たしてきたという仮説につながります。

これらの理論は、精神疾患が単に個体の不利益としてだけではなく、ある条件下での進化的な適応の一形態として存在し得ることを示唆しています。
しかし、これらの理論はまだ完全には解明されておらず、進化生物学や精神医学の分野でのさらなる研究が必要です。

生成AI

ね。こんな感じでお上品なのよ(笑)
まあ、そこそこ微妙なラインを質問してるって自覚はあるので仕方ないね。

原始時代。野生動物に襲われないように周りに気を配って、多少はうつ病っぽく心配性な方が生き延びられたってのは分かる。そりゃあ少なくとも現代よりはいきなり肉食獣に襲われる確率は高かったかもしれん。しかし現代よりは野生動物の食糧は野山にたくさんあっただろうけどね。

実のとこ原始時代の死因は他人に殺されたってのが多かったそうで。
左側に穴が開いてる頭蓋骨が発掘されることが多くて、なんでだろって考察したら、右利きの人に石か何かの鈍器で頭を殴られて殺されたって結論になったそう。前から襲うのかよ。

あれですね。いわゆる間引きってやつ。集団のなかで役に立たない者は省かれていくという。現代で野生動物に対して人間の言う「弱肉強食なんだねえ」ってやつが人間にも当てはまっていたという。ま、人間も動物の一種には違いないけど。現代人で良かった(ぶるぶる)

精神疾患が人類の高次脳機能の進化の副産物ってくだりは、あれこれ複雑すぎる現代社会に生きる人類は脳の機能もそれに合わせていく過程で良し悪しを問わずに精神疾患も生み出した、と?

確かにアスペルガー症候群の経営者とかいるしな。うつ病にでもならないと休職出来ないしな(出来たとしても生活していけないが)
社会に合わせて遺伝子が変化していくというのなら、どうもその遺伝子の変化は現代社会のスピードに追い付いてないっぽい。
まあ、縄文時代が長すぎて、それを基準に考えたら進化が追い付かないのは当然とも言えるけどね。

さて、「進化的なパラドクス」という面白い単語が出てきたな。


進化的なパラドクスとは何ですか

進化的なパラドックスとは、進化の過程で理論上消失してもおかしくない特徴や遺伝子が、なぜか存続しているという現象を指します。
これは、進化生物学において一見すると進化論と矛盾するような事例を説明するために用いられる概念です。

例えば、精神疾患や他の健康上の問題を引き起こす可能性のある遺伝子が、何世代にもわたって人間の集団に残り続けることは、進化的なパラドックスの一例です。
これらの遺伝子は子孫を残す上で不利になると考えられるため、進化のプロセスにおいて消失すると予想されますが、実際にはそうなっていません。

また、利他行動や血縁選択など、他者を助ける行動も進化的なパラドックスの一例とされています。自己の生存や繁殖の機会を減らすような行動がなぜ進化の過程で残ったのかは、長い間研究者を悩ませてきた問題です。
このようなパラドックスは、進化生物学の理解を深める上で重要な概念であり、進化のメカニズムや生物の多様性を解明する手がかりとなっています。

生成AI

なんだ結局は解明できてないのかって話でした(終わってまうやん)
理論上は消失してもおかしくない遺伝子が何故か代々受け継がれている。それって「進化」っていう概念から見直す必要があるのでは?
それともやはり弥生時代からの移り変わりが早すぎて、人間の進化が追い付いていないってことか。

自己の生存や繁殖の機会を減らすような行動。つまりは自殺とか未婚とかなんだろうけど、現代社会を眺め見たら当然とも言える帰結で、本能に従っていたら命を取られる時代に生きてるってことなのでは?

それはパラドックスというよりも、自然の流れに見えるのだけど。

精神疾患が人類にとって有益に働いた事例を教えて

精神疾患が人類にとって有益に働いた事例としては、うつ病や不安障害などの感情が進化の過程で人間にとって有利に働いてきたという考えがあります。

例えば、うつ病の症状である気分の落ち込みややる気の喪失は、達成不可能な目標を追求することを諦めさせ、無駄なエネルギー消費を抑える役割を果たしてきたとされています。
また不安感は危険を避けるための警戒心を高める効果があるとも考えられており、これにより生存に役立つ場合があります。
さらに統合失調症や双極性障害などの精神疾患に関連する遺伝子変異が、創造性や大胆な行動など、有益な形質の発現に関わっている可能性も指摘されています。

これらの精神疾患に関連する特性が特定の状況下で人類の進化や社会的成功に寄与してきたという見方は、精神疾患の進化的な側面を理解する上で興味深い視点を提供しています。
ただし、これらの理論はまだ完全には解明されておらず、進化生物学や精神医学の分野でのさらなる研究が必要です。

生成AI

わたしのような立場の人間が、割合的にいって人類の進化や社会的成功に寄与しているかは甚だ疑問なんだけど。一部の特異な人たちはともかくとして、こうも世界的に自殺が増えたり、未婚率、人口の減少が起こっている状況を見るとね。
食べるだけで精一杯だったはずの縄文時代のほうがよほど平和だったと思えるし、もちろん戦争なんてのもなかったし。
利権や宗教が戦争を引き起こす現代では、精神疾患患者は経済活動の一部として利用するにも使いにくい。せいぜいお薬屋さんを肥え太らせる程度。
人類の過激な行動をセーブする役目と、創造性や大胆な行動に寄与って言われても、それ前者のほうが圧倒的に多いでしょとも思ってしまうな。セーブというより停滞って意味で。


歴史上の人物で、精神疾患によって良い結果を出した例と、悪い結果を出した例を教えて

歴史上の人物で精神疾患によって良い結果を出した例としては、数学者のジョン・ナッシュが挙げられます。彼は統合失調症の診断を受けましたが、症状が軽減されるにつれて、数学の研究に戻り、ノーベル経済学賞を受賞するなどの顕著な成果を達成しました。
また画家のヴィンセント・ヴァン・ゴッホは、精神的な苦闘があったにも関わらずその情熱が彼の作品に反映され、「星月夜」などの不朽の名作を残しました。

一方で悪い結果を出した例としては、同じくヴィンセント・ヴァン・ゴッホが挙げられます。彼の精神疾患は自身の耳を切り落とすという自傷行為に至るなど個人的な苦悩を深める結果となりました。
また作曲家のルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンは、聴力の低下と共に精神的な苦悩が深まり抑うつ症状に悩まされたとされています。彼の後期の作品には、混乱と絶望の感情が表現されていると評されています。

生成AI


出た出たゴッホ(笑)例を上げにくいから良い面にも悪い面にも登場しとるし。言っとくけどアートってものは好みの問題だからね。全人類がゴッホを称賛してるわけじゃないよ(わたしは好きだが)
耳は切るし、地域住民に嫌がられて精神病院に入院させられるし、黄色い家にはゴーギャンが嫌々やってきたけどすぐ帰っちゃったし。
妄想、幻覚バリバリの時に描いた「星月夜」を褒められても(それも死後に)ゴッホにしてみたら「だったら生きてるうちに今の値段で買ってくれよ」って思うでしょうよ(笑)

ゴッホは他人のために何かしたいって思う人だったけど、その他人に嫌がられて絵を描くことしか残らなかったんだと思ってる。孤独だったのでちょっと優しくされるとストーカーみたいに付きまとってしまうし。
破天荒な画家はたくさんいるけど、ゴッホみたいに恋人も出来ず結婚もせず、弟のテオだけが命綱だったような人は、そうそういないのでは。
元には彼の統合失調症の症状があったわけで、辛いなんてもんじゃなかったと思う。それを今の価値観で褒め称えられても、ゴッホにしてみたらザーッと冷めると思うのだけど。


精神疾患が進化の過程で無くならなかった事について、哲学、神学、社会学観点から教えて

哲学的観点では、精神疾患が人類の進化において何らかの適応的な役割を果たしてきた可能性が指摘されています。
例えば一部の精神疾患は、特定の環境下で有利な特性をもたらす遺伝的変異の結果であるという考え方です。これは進化医学の分野で議論されており、病気がなぜ存在し続けるのかという「究極的」な問いに対する答えを探るものです。

神学的観点からは、精神疾患を含むすべての病気や苦しみが、神の意志や人間の道徳的試練として解釈されることがあります。この観点では、病気は人間の霊的成長や魂の浄化のために存在するとされることもあります。

社会学的観点では、精神疾患が社会的な構造や文化的な要因によって形成され、維持されると考えられています。例えば、社会的なストレスや環境の変化が精神疾患の発生に影響を与えるという見方です。
また精神疾患が社会的な役割を果たすこともあり、それが疾患の継続に寄与しているとされます。
これらの観点は、精神疾患が単なる「病気」としてではなく、人間の多様性や進化、社会的な相互作用の中で重要な役割を果たしていることを示唆しています。ただし、これらはあくまで理論的な枠組みであり、精神疾患の複雑な性質を完全に説明するものではありません。実際のところ、精神疾患が進化の過程でなくならなかった具体的な理由は、今もなお研究が続けられている分野です。

生成AI

AIちゃんにちょっとイジワルな質問をしてみたのだけど、案の定かわされたって感じ(笑)
精神疾患は特定の環境下で有利な特性をもたらす遺伝的変異の結果という考え方があると言いつつ、病気がなぜ存在し続けるのかはまだ探ってる途中ですって、前向きに検討しますって言ってるだけに聞こえるし(おい)

病気は人間の霊的成長や魂の浄化のために存在するって言われたほうが、そんなんあるかいって思いつつ、まだ救われる感じ。宗教って便利だよね。回答はご自身で出して下さいって結局こっちに戻ってくるから(笑)

人間の多様性や進化、社会的な相互作用の中で重要な役割を果たしていることを示唆。出たよ多様性(笑)便利な言葉に成り下がったもんだ(笑)
少なくとも何かのカテゴリーに含まれるんなら、双極性障害Ⅱ型は勘弁してほしいんだけどな。当事者ではないAIさんにこの「感情」は理解できないだろうし、仕方ないね。

ってことで、ちっとも満足のいく回答がなかったので、もう一歩踏み込んでみた(笑)


精神疾患が進化の過程で無くならなかったことを、犯罪心理学の観点から教えて

犯罪心理学の観点から見ると、精神疾患が進化の過程でなくならなかった理由は、犯罪行動と精神疾患の間に直接的な因果関係を見出すことが困難であるためです。
犯罪心理学では、犯罪行動の背後にある多様な要因を考慮に入れます。これには生物学的、心理学的、社会学的要因が含まれ、それぞれが複雑に絡み合って犯罪行動に影響を与えています。
例えば19世紀の法医学者チェザーレ・ロンブローゾは、犯罪者には生まれながらに特定の身体的、精神的特徴があるという「生来性犯罪者説」を提唱しました。彼は犯罪者は進化の過程での「生物学的な変種」であり、犯罪を犯す宿命を持っていると考えました。しかしこの理論は現代では科学的根拠に欠けるとされ否定されています。
現代の犯罪心理学では、精神疾患を持つ人々が犯罪に手を染めることはあるものの、その逆もまた真であり、多くの精神疾患を持つ人々は犯罪を犯しません。
また犯罪を犯す人々の中には精神疾患を持たない者も多くいます。犯罪行動は個人の遺伝的要因、家庭環境、教育、社会的ストレスなど多くの要素によって影響を受けるため、精神疾患だけが犯罪の原因とは限らないのです。
したがって精神疾患が進化の過程で消失しなかったのは、それが直接的に犯罪行動に結びつくわけではなく、人間の行動や社会的相互作用の中でより複雑な役割を果たしているからと考えられます。
精神疾患は人間の多様性の一部として存在し続ける可能性があります。
また犯罪心理学は、犯罪行動を理解し予防するために精神疾患だけでなくさまざまな要因を総合的に考慮する必要があると指摘しています。

生成AI

うんうん。分かってた結果。精神疾患患者の犯罪率は健康な人の犯罪率よりずっとずっと少ないのよ。心神喪失とか心神耗弱って裁判の時によく聞く言葉だろうけど、統合失調症の妄想、幻聴、幻覚って半端ないから、まず演技なんて出来ないよ。
遺伝的要素もないわけじゃないけど、育った環境、教育、社会環境ってあるだろうね。また、時代ってのもあると思う。

心神喪失と心神耗弱の違い
心神喪失
は、精神疾患等が原因で結果に対する判断能力を完全に失っている状態を示す言葉です。物事の是非・善悪を判断する能力やその判断に従って行動する能力のどちらかが欠けている状態を指します。
心神耗弱は、精神的に弱っていたり薬物等の影響で、善悪に対する判断能力が酷く低下した状態を表現する言葉となっています。物事の是非・善悪を判断する能力やその判断に従って行動する能力が完全に欠けているわけではないが、どちらかの能力が著しく減退している状況にあることを指します。

生成AI


精神疾患はなぜ進化の過程で無くならなかったのですか
まだまだ深掘りした質問をすれば回答は深まったかと言えば、現在のAIではこれが限界とも思えたな。これ以外にも結構突っ込んだんだけど(笑)
2024年現在では、書籍のほうがふむふむと読めるものが多いだろうね。しかしたいして時間が経たないうちにAIは書籍を凌駕するんじゃないかな。

当事者の私としては「前向きに検討します」な科学分野よりも「自分の胸に手を当てて聞いてみな」という、神学っていうか宗教・スピリチュアルな回答のほうがまだマシだったって感想。
自分の外側に答えを求めても、他力本願じゃ求めたものは返って来ないからね。それにスッキリしてる。パラドックスとか言い訳並べないし(笑)

精神病は脳の病気ではあるけど、脳のことを人間はどれだけ解明したのかって言われれば、ほんのちょこっとですって答えるしかないんじゃないかな。
治療の主たる薬物がほんと頼りないってことからも分かる。認知行動療法?それを臨床で実施していた側ではあったけど、かなり懐疑的です。
精神病は確実に治癒する病気とはいえない。双極性障害Ⅱ型には寛解はあっても治癒はない。

現代社会のスピードに進化はまるで追い付いていない。だから精神疾患に限らず病気は後から後から出てくる。
それを社会のストレスや食生活から来るものと捉えるか、大人の事情ととらえるのか。それもまた自由でしょう(笑)

平均よりも残り少ない人生なのだから、生きてるうちに回答の出ない問いよりも今に向き合うしかないよなというのがわたしの答えでした。

6500文字超えたわ。すまねえ(汗)