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力を抜いて力を出す

ビジネスや勝負の世界で特に感じるのは、怒りや感情に身を任せないこと。力を抜いて余裕を持った状態で柔軟に力を発揮する。

禅の考え方にも近いが、今その瞬間の行動に集中することや、気持ちに波風を立てずにやるべきことをやる。力を抜くことで視野を広げ、今やるべきことに目を向ける。

勝ちにこだわりすぎると視野が狭くなる。全身すべてを見渡して、または人に任せてもいいので得意を引き出し良い結果を出す。最高なんてものは必ず訪れるものではないので気楽に。

1.力を抜く

変に力が入っている状態は体も動きも硬くなり、その能力を発揮できない。もちろん気を抜いて適当にやるわけではない。力を抜いて余裕を持った状態でやるべきことを見極め、やるべきことをやる。

必要なことを最初から見極めるのは難しいが、困難な状況に置かれても焦らないこと。

禅の修行もこれに通ずるところがあり、受け止める自分の心のざわめきこそが不安や憔悴につながる。つまり自分の心さえ揺れなければどんな事態にも対処や需要ができる。

2.全身を俯瞰する

余裕を持ったうえで、どう目の前のことに対処するのがいいのか。自分の全身やリソースを俯瞰し、適切な力を引き出すこと。

例えば野球のピッチング。腕だけの力で投げるのではなく全身を使って投げたほうが質量もそうだしばねの力を活かす。全身を使ったほうがエネルギーは最大になるわけでより強い投球ができる。

もちろんいきなりうまくはできないかもしれないが、目線を狭めるのではなく広く取ったうえでシンプルに行動することが理想。

3.力を引き出す、活かす

このように柔軟に余裕を持ち、力を引き出し活用する目線を持ちたい。自分もそうだし仕事における他者や部下においても同じ。人を活かし、その力を引き出せるようになればより広い事態に対応できる。

相手を利用する といった狭い目線ではなく、「相手と一緒によりよい結果を残す」という目線でその瞬間を楽しみ、結果を出せるように行動したい。

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