見出し画像

東京・杉並「三久」の味噌ラーメンとラーメン、餃子

東京の町の中華で味噌ラーメンの立ち位置は微妙なものがありまして。


東京といえば醤油でしょ。初めての店ではまず醤油で決まり。

みたいな空気感があり。

だいたい東京の味噌ラーメンは亜流なんじゃないの。札幌よりうまくないに決まってるっしょ。
みたいな先入観も強く。

四川ブームの影響か辛味噌ラーメンなるものがメニューに加わり始めたことも、さらに味噌ラーメンの位置付けを複雑にしている気が。
どうせ同じ味噌を頼むなら辛味噌。っつうか辛くしなきゃ人気が出ない二軍だよね。
みたいな。

自分的にも好んで味噌ラーメンを頼む機会は少ないんですが。

この日、注文したのは子どもと一緒だったからで。
子どもはシンプルなラーメンも好きなんですが、味の濃い味噌ラーメンも捨て難く、ひとしきり迷うわけです。


だったらパパが味噌を頼んでお前がラーメンを頼めば両方楽しめるじゃん。
という結論に達したわけでして。

子どもは正直です。
先入観や思い込みに汚されていない。
結局、味噌ラーメンをほぼ完食(具材は残してましたが)した上に、ラーメンも半分近く食べました。
パパは餃子でビールをあおり、子どもの残りをすすったわけで。


ニンニクと味噌で濃い味付けをした味噌ラーメンのガツンとくる美味さはやはり日式中華の発明中の発明かと。
生姜を効かせた醤油ラーメンのキレのいい味との食べ合わせも良く。

というわけで味噌ラーメンの存在感を再認識したのでした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?