静岡県下田市「新小林駅前店」のカツカレーライス
なんの疑問も抱くことなく中華でカレーライスを食べるのが日本人でして。
中国、日本、インド、3カ国のアイデンティティの中で迷うこともなく。
まっ。町の中華は町の食堂なので。
卵丼や豚肉を使ったチキンライスなんぞは普通にあります。
中にはモツ煮があったりなんかして。
ところでカレーです。
静岡県下田市、伊豆急下田駅近くの「新小林駅前店」のカツカレーは出色の出来でした。
カツがやや洋風。フライに近いきめの細かい衣がポイントでして。
多くのカレーライシストを悩ます「カツにルーが載っているべきか載っていないべきか」問題、ここでは「載ってない」のです。
個人的には正解。だってソースをかけられるから。
ソースをかけてまずはビールのあてに。
ビールを飲み終わったらカツライスとして食べ。
終盤にルーを載せて一気に書きこむという、三角食べならぬ三段食べができるわけです。
誤解を恐れずにいえば、うなぎにおけるひつまぶし的な食べ方ができるというか。かなり誤解を招きそうですが。
新小林駅前店のカツカレーは相当ハイレベル。
肉の厚さではなく、衣で勝負してくるかあ。
受けて立ってやろうじゃないか、と。
もちろん病みつきです。
旧アサヒビールのシンボルマークをあしらったコップもツボ。
ちなみに「駅前店」というからには本店があるのですが、既に営業はしておらず。
探さないでください。
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