【003】ミッケでみ~っけ!~長男とまいにち探し物~
■ミッケって?
「ミッケ!」は「I SPY」とう外国の絵本を翻訳したページの中からお題をさがすという絵本です。私が愛してやまない「ほぼ日手帳」を作られた糸井重里さんが翻訳されているのですが、「I SPY」という題名を日本語でよく使う、しかも探して「み~っけ!」と言いやすい「ミッケ」という題名に翻訳された糸井重里さんのセンスに脱帽。
「あこがれの、ママのドレッサー!」「ヨーロッパの街中のアンティークショップ」「魔女の館」みたいな雰囲気の世界観のジオラマがすごく引き込まれるのです。
対象年齢を調べてみたら、3~5歳以上とのことでしたが、8歳の長男も私も必死で探してしまうくらい面白いです。大人も楽しめる絵本です。
ハッピーセットのおまけで小さいミッケ!をもらって、なんとなく見ていたらすごく面白く、長男を誘ってふたりして楽しく寝る前に探し物をするという今日この頃。
しかも、いただきものの本の中にミッケ!があったことを思い出したのです。自宅に4冊もありました(嬉)。
■長男のさみしさ
次男は言葉があまり多く出ていないので、伝わった!という感覚を覚えてほしくて「○○がほしいの~」「○○だねぇ~」と言っているとすかさず返事をするようにしています。でも手がかかるASDの次男に気をひかれまくっている母を独り占めしたい長男…。
私は長子なので「お姉ちゃんなんだから(我慢しないといけない・しっかりしないといけない)」と散々言われて育ってきた人間です。「妹の方が可愛いんや‥‥」とずっと感じていたので、長男の気持ちは痛いほどわかる…。
何か月かに1回は、長男とだけ出かける時間を作っていて、ふたりで電車に乗ってお出かけして好きなものを好きなだけ食べて、長男がいきたいところに行きます。
それでも、日々の積み重ねで不満ってたまっていきますよね。
なので、ミッケ!を長男が面白い!と言い出して「一緒に探そう~」と言ってくれたので最近は毎日「ミッケ!」を開いて探し物をしています。
■面白くないと続かない…
長男はかなりのおしゃべりなので、放置するとず~っとしゃべっています。
特にゲームがすきなので「このキャラクタは~~この設定が~~●×△」としゃべり続けるのです。
「次男にその語彙をちょっとだけわけてやってくれないか?」と思うほど、ですが、はじめは「うんうん、それでそれで?」と聞いていても、自分が興味のない話をずっと聞くのはなかなかつらいものがあります。なので、「一緒にして楽しい!」と思えることがあるのはとてもありがたいです。
長男も、そこをなんとなくわかっている気がします。
ミッケ!が面白いというのはもちろんあるのですが、”おかあさんも面白くて自分に常に付き合ってくれるもの”を長男も探しているように思います。
■こどもと向き合うって難しい、でもしあわせ
発達障害うんぬんではなく、複数お子さんがいらっしゃるおうちは皆さん同じことで悩まれてるかと思いますが、長男が次男に親の意識がいってしまうことをさみしく思っていても三面六臂にはなれないから、意識して長男と時間をとるようにしています。
探し物でも散歩でも、ゲームでも、お互い楽しいと思えることでそれぞれのこどもと時間を共有できたらいいなぁと思いますね。
子育てさせてもらえる時間は、少ない!
少し前まで次男に「かわいい~♡」と言っただけで、嫉妬で顔をしかめていた長男。「かわいいっていうのも嫌なんやなぁ」というと、「うん」とのこと。ただ最近は毎晩一緒に探し物をしているからか、ちょっとしたことで次男にかまってもそんなに何も言わなくなりました。
いつまで続くかはわからないけど、長男が嬉しそうなので長男が飽きるまでは探し物を続けたいと思います(∩´∀`)∩
以上、ミッケ!でみ~っけ!の話でした。
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