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きんとん クチナシの実を手に入れる方法

カリフォルニアに来て24年。
わたしの住んでいる地域は、日系スーパーがあるので、ほとんどのおせち料理の材料はものは手に入る。
ある年、どうしてもクチナシの実が手に入らなかった。
日経スーパーを梯子し、中華系、アジア系のスーパーを回ったけれど、どこにもなくて、あきらめた時、ふと、目を上げたら、chinese medicineという看板が・・・・。
スマートフォンでクチナシの実の画像と、中国語の漢字(栀子果)を調べて、頭に英語でなんというんだったかを必死で思い出し、漢方薬局で聞いてみたら、なんてことはなくあっさり手に入った。
何かに勝ったような気がした。
海外でクチナシの実が手に入らない時は、漢方薬局へ。

1・さつまいも(400g)皮をむいて輪切りにする。
 水(500cc)ミョウバン(小さじ1)を溶かしたものに、30分〜つけてあくぬき。あくぬきが終わったらざるにあげる。

2・鍋にさつまいもとたっぷりの水とクチナシの実(2個 割ってをお茶パックなどに入れる)を入れて柔らかくなるまで火にかける。

3・柔らかくなったら、湯と、クチナシを全部捨てて、そこに砂糖(150g)をまぶす。

4・裏漉しをする。

5・裏漉ししたさつまいもを鍋に戻し、砂糖(50g)みりん(大さじ3)栗の甘露煮のシロップ(大さじ4)塩(小さじ1/5)を加えて火にかける。

6・鍋底を木べらで擦った時に、鍋底が見えている状態まで煮詰めたら、栗の甘露煮(16つぶ)を加えて出来上がり。

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