【観戦日記】2019 プレナスなでしこリーグカップ2部 第6節 セレッソ大阪堺レディース VS 愛媛FCレディース

セレッソ大阪U-23とのダブルヘッダーとなったこの日。セレッソ大阪堺レディースが愛媛FCレディースをヤンマースタジアム長居に迎えてのグループリーグ大一番は1-0での勝利となりました。

メンバー

セレッソは大阪学芸高校所属の選手5人がベンチ入り。愛媛FCレディースの監督は赤井 秀一さん、名前にどうしても目が引かれますね。

試合雑感

セレッソは4-4-2、愛媛は4-1-4-1。
なでしこリーグ2部開幕戦では愛媛のポジショニングに苦しめられたセレッソでしたが、この日の愛媛はポジショニングへの工夫はほとんどありませんでした。
開幕戦ではSBが内へと絞り、CBからWGへのパスコースを作る動きを再三行っていましたが、この日はその動きが影を潜めます。左SBは時々内へと絞るポジショニングをとっていましたが、左CBから左WGへパスが出ても、WGのトラップの向きが悪く、ドリブルでは仕掛けられずに後ろに戻す場面が散見されました。
各選手のポジションもほとんど動かさないため、セレッソは守備の基準点が狂うことはなく、困難に陥る場面は少なくなりました。
試合は愛媛のビルドアップミスから、矢形選手がゴール下隅へと綺麗に流し込むミドルシュートで先制すると、愛媛の停滞した攻撃も合わさり、互いにシュートまで運べない状況が試合のほとんどを占めます。
セレッソとしてはリードしているため、リスクを冒す必要もなく、試合を塩漬けに。
結果、1-0で勝ちきり決勝進出を大きく手繰り寄せました。

ひとりごと

相手のミスを一刺しで勝ちきったところは勝負強くなったのかな、と。なかなか自分たちでボールを握ることはできませんでしたが、そこを改善できれば。

次節ホームゲームは6/30(日)16:00～、J-GREEN堺S1メインフィールドにてバニーズ京都SCを迎えての一戦です。ちなみに、12:30からセレッソ大阪堺ガールズvsアンジュヴィオレ広島も開催されるため、レディース&ガールズのダブルヘッダーとなります。