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【観戦日記】2019プレナスなでしこリーグ2部 第17節 セレッソ大阪堺レディース VS 静岡産業大学磐田ボニータ

なでしこリーグ2部ホーム最終節となる第17節、南津守に静岡産業大学磐田ボニータを迎えての一戦は5-1で圧勝。風前の灯だった昇格の可能性が完全に射程圏内となりました。

メンバー

U-16日本代表で大会得点王となった浜野選手がスタメンに名を連ねました。

試合雑感

磐田は4-4-2でブロックを組み、セレッソの攻撃を迎え撃ちましたが、セレッソの攻撃陣は磐田の守備を打ち破りました。

セレッソはGKも含めて丁寧に最終ラインからボールを繋いでいきます。
じっくり左右にボールを振って散らして、磐田の守備を緩めていきました。

一方、磐田の攻撃は片方のサイドに磐田のフィールドプレーヤーが10人入り込む人数をかけた攻撃でした。
が、セレッソは個の力で上回り、デュエルに勝ちきると相手の密集地帯を技術を駆使してかわし、逆サイドへ展開してのカウンターアタックも浴びせることができていました。

そんな中で得たコーナーキックから筒井選手の打点の高いヘディングで先制に成功したセレッソ。
シュートが枠に嫌われる場面もあり、1-0で前半を終えます。

後半に入っても主導権を握るのはセレッソ。
55分にはまたもコーナーキックからゴール前で浜野選手がボールを押し込み追加点。その後、即失点し嫌な流れになりかけたところを矢形選手がゴールを決めて3-1。

昇格争いに向けて得失点差を稼ぎたいセレッソは攻撃の手を緩めず、浜野選手と高和選手のゴールで5-1。中学校3年生ながら、浜野選手はちょっと次元が違いました。

試合終了間際には自陣ゴール前で相手にフリーキックを与える場面もありましたが、凌ぎきり5-1で勝利。得失点差を4上乗せすることにも成功する完勝となりました。

ひとりごと

同時刻に開催されたオルカ鴨川FCが引き分けたため、最終節を前にして2位に躍り出たセレッソ大阪堺レディース。
一時は昇格を争う愛媛とちふれに連敗し、自力での昇格が消えてしまった中で転がり込んできた最後のチャンス。

上位4チームに1部昇格の可能性と2部残留の可能性が残された大混戦。
運命の最終節、セレッソ大阪堺レディースの対戦相手はスフィーダ世田谷FC。
前半戦では3-1と勝利した相手。さらに世田谷は中2日で3連戦となることからも、セレッソに追い風が吹いています。

自動昇格か、はたまた入れ替え戦か、あるいは2部残留か。
なでしこリーグ2部最終節は10/26(土)13:00~、全試合同時キックオフです。配信もあるよ!

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