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オンラインで会うことに向き合う 〜unmeets@onlineに参加して(前編)〜

noteはまずなんでもいいから書いてみることからスタートしてみるといいよという教えを授かりまして、とりあえず書いてみることにしました。

1月23日(日)の午前中、unmeets2022@onlineというイベントに参加したんです。
登録して時々読んでいる、立教大学経営学部の中原淳先生のメルマガでイベントの告知が。大体中原先生の関係するイベントって秒で埋まっちゃうんですよね。今回も抽選とかで無理かもなぁと思いながら参加申し込みをしてみたのですが、なんとすんなり参加できることに。

「Un」への憧れ

今回のイベント、その名もunmeetsは、10年前に開催された「unconference2011」が蘇る!みたいな話で、その文章を読んだ時にはもう申し込みフォームを書き始めていました。
僕は2014年のはじめくらいに、いろいろワークショップについて勉強しているときに、なんでだったかは全く覚えていないのですが、上田信行・中原淳(2013)『プレイフル・ラーニングーワークショップの源流と学びの未来』三省堂 という本と出会い(ちなみに当時ジュンク堂書店新潟店でアルバイトをしていて見つけるのは簡単だったのですが笑)ました。

そこで上田先生と中原先生について知ることになったわけですが、この『プレイフル・ラーニング』という本の中で出てきたのが「unconference2011」のイベントでした。とてつもなく面白そうなイベントに惹かれ、でもそれがもう過去のものになってしまっていたことにどこか悲しみを覚えつつ、なんとかこのウエダノブユキという人に会えないものかと思って調べまくりました。調べまくったらparty of the futureというイベントの情報がでてきて、なんとあの奈良は吉野のneomuseumでやるらしい!これは参加するしかない!!と意気込んだ手前なんと締切をすぎており1年お預けに。
でもどうしても参加できなかったことが残念で1年越しにparty of the future 2015に参加しました(この時は情報解禁されるタイミングを待ちに待って、出された瞬間に申し込んだことをよく覚えています笑)。
これが上田先生との初めての出会いでした。もうとにかく場の空気をぐわっと作ってしまう人で、すごかったんですよね。旅館のおかみさんに感謝の気持ちを伝えよう!っていっていきなりワークショップが始まったりとか(みんなでスリッパを並べてハート型を作ってみたり)、わけわからなさも感じつつその場は思いっきり楽しみました。

unmeets2022@neomuseum(奈良・吉野) 開催決定
「なかなか会えない時代」に
「会う(meet)」の意味をさぐるワークショップ

ワークショップについて学ぶ中で、「unlearn」という言葉と出あいます。まなびほぐしという日本語があてられていて、当時の僕は衝撃を受けた気がします。新しい服を、一度解体し、自分の体にピッタリのものに編み直すかのように、自分が得た学びをほぐし、そして自分にフィットする学びへと変えていく、これがunlearnです(僕の記憶ではね)。

unconference, unlearn…。なんとなくunという英語の接頭語にはネガティブなイメージを持っていましたが、そのイメージが少し崩れ「Un」に魅せられていたんだと思います。

そして2021年12月。その感覚すらだいぶ忘れてしまっていた時に、急にこんなコピーのついたイベントの情報が飛び込んできます。忙しくてメールを開いては返し…としているところでこの情報を見つけます。
ビビッときたんでしょうね。しかも今回は中原先生も関わっているじゃないか!この人にも会える場だ!という下心満載で参加を決意しました。

ワクワクするツールとの出会い

申し込みフォームの解答欄には「Talk Tシャツ なるものをつくるから、そこにのせたい言葉を書いて!」というミッションがついていて、ここからunmeetsがスタートしました。
僕は「WA」という言葉を。最初は音楽のことが頭に浮かんで、和音「和」にしようと思ったのですが、平「和」、日本的な「和」とか考えているうちに、人の輪、めぐりの環、対話の話、驚きのワッ!とかいろいろ出てきてしまい、えいやっ!とローマ字2文字の「WA」に。こんなデザインのTalk Tシャツが出来上がっていました。

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3日前くらいに事務局からこのTシャツが届いたのですが、Tシャツと一緒に、コメントボード、メニューの冊子、チョコレート、紅茶などなどいろんなもの(ツール)が一緒に入っていました。イベント用につくられたグループチャットですでに開封した人たちが写真やコメントをあげているのをみて、まるでクリスマスの朝にプレゼントを探しにいくこどもの頃にもどったような気持ちでポストを見に行きました。
届いた包みを開けて、出てきたものを見て、ワクワク度が爆上がり。それぞれのもの(ツール)に込められた思いを想像しながら、しばらく眺めてしまいました笑

デザイナーの三宅さんも言っていましたが、ツールがとても大切なのだということを今回物凄く感じました。ここにあるちょっとしたコメントボードや、いつも飲んでいる紅茶のティーバッグが、このイベントのために特別に送られてくるだけでワクワクする気持ちをつくったり、温かい気持ちにさせてくれたりするのだと。ちょっとしたものでも思いを込めて、ツールにしていくことで、場や人が変わるのだということを学びました。今回の第1の学びがこれでした。

ということで、少し長くなってきたので前編と後編に分けることにします笑

続きは後編へ→



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