未関心を好きに
好きなことをやるのはいいが、好きなことだけやってるとその人の世界観は狭まってしまう。特に大人になると、わざわざやらなくていいことはたくさんある。同じ場所、同じ行為の繰り返しで成立できてしまう。
だからこそ、好んでやらないことに手を出す機会を設けていくって貴重なのかもしれない。
今日、服を買った。
ただでさえファッションに興味が薄く、昨今の状況で出歩く機会もめっきり減ったので、下着や靴下を除けば久々の買い物だった。しかも、買ったのはパーカー。もう何年も買ってないタイプの服だ。
ちょっと前に、「本田さんはパーカー似合いそう」と友人に言われたのがきっかけだった。今日はたまたま機会があって、ふらりと寄った店で思わず手が伸びてそのままレジへ向かった。
家に帰って着てみると良いではないか。新鮮な気分になる。
好きは放っておいても、もっと好きになる。
関心のなかったものを好きになれたら、更にいい。でも、本当に無関心のものはやっぱり興味を持てない。だから、今日まであまり注意を向けてこなかった未関心のものを好きになれたらいい。
それを手っ取り早くできるのは他者と関わり、その話に耳を傾けることなんだろう。
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