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「なにか」をもっと身近に、すぐできるように。

 今日はオンラインABD(アクティブ・ブック・ダイアローグ)®に参加した。WSの中身については、詳しく触れない。

 ただ、印象に残っているのは「この本を読んだら、なにかしたくなりますよね」と言った人がいた。それはまさしく、僕がその本を一番最初に読んだ時に感じたことだった。

 だから、その「なにか」とは具体的にどんなことかを尋ねた。そしてはっきりとした返答はなかった。それもまた僕とまったく同じだった。

 なにかしたい。しなければ、と使命感にも似た熱意が湧き上がっているのに、それをぶつける先がないのだ。そうするうちに、時間とともにいつしか熱は冷めていく。

 熱い想いを維持するためには、焚き火と同じように燃料が必要になる。人間でいえば、行動だ。だから、とにかくまず動き出さなければならない。

 しかし、気持ちが強ければ強いほど、「なにか」に対して壮大で意義があることを求めてしまう。今まで「なにか」を考えてこなかった人がそれを瞬時に思いつけるはずもないのに。

 だから、最初にすべきは、ハードルを下げて、身近なレベルに落とし込むのだ。

 いま、この瞬間から始める。
 準備が必要なら、即座に諦める。

 自分はどこへ向かえばいいのか、なにから始めていいのか、わからない。そんな時はまずやり続けることから始まるのだ。

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