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感謝するシステム

 なにかをしてもらったら感謝をする。それが当たり前であると、他者との関係性を築くのは容易い。

「とにかく感謝をする」ということを言っていた人がいて、それはなかなかどうして難しい話だなと思う。なにに対しても感謝できるほどの人間性に達するには、相当な修行が必要だ。
 形式的に「ありがたいなぁ」と言葉で言うのは簡単だけど、本心が伴っていなければ意味がない。

 だから、他者に感謝できるような機会を作る努力をしてみたらいいのかもしれない。

 たとえば、簡単なお願いをしてみる。頼む方も受け付ける方も大した労力のかからないようなお願いだ。自分でお願いして、それが叶えられたら感謝できるだろう。

 そうやって、自分が感謝できる機会を増やしていけば、自ずと相手からも頼りにされるようになり、自然と自分が感謝される機会も増えていく。そういうシステムを自分の中に作れるようになるととっても便利だなと思う。

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