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越えると変わる

価格が高くなれば、それに比例して品質も上がる。そういう固定概念が自分の中にはあったのですが、あるレベルを越すと価値が異なってきます。

良いお肉を食べてきたのですが、最初に食べたお肉はとんでもなく美味しかったのです。 更にワングレード上がれば、更に美味しくなるはずだと思って注文したら、正直微妙でした。サシが入りすぎていて、もたれるのです。 考えてみれば、当然好みはあるわけで、概ねこれが美味しいだろうと決められる基準で決めているにすぎないんですよね。

だから、生産するのが難しい希少性が価格に転化されることになる。それって必ずしも=美味しいではないのかもしれません。

もちろんそれは生産者の人の涙ぐましい努力による付加価値なので、素晴らしいのですが、品質が劇的に変わるかといえばそうでもないんですよね。当たり前のことなんですが、あらためて不思議に思いました。

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