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一致放棄

プロジェクトがひと段落したお仕事があって、後始末や引き継ぎ関連で話をしていたら、ありがたい言葉をいただきました。

自分ではもっとできたことがあったな、と思うところもいくつかあったのですが、目に見える部分以外のところも見てもらえていたようでした。

僕は、しばしば自分を過小評価する傾向があります。それは自己防衛の意味合いと「そんなことをないよ」を相手に言わせたい思惑があるのでしょう。それを自覚するたびに「やれやれ」と思います。

自己評価と他者評価が一致することはとても珍しいです。そもそもどちらも完全にコントロールすることはできません。

一致していると、お互いすれ違いが少なく過ごせますが、移り変わるものなので、一致してもすぐにズレは生じていきます。よって、過小や過大を問わずに、評価がズレていると主張することに、あまり意味はありません。

自分軸と他者軸の評価の一致を目指すと、多大な労力が割かれるだけで、得るものは少ないでしょう。だから、その評価軸を離れて、行動を共にしていくことを目指したいものです。

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