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北海道つべつまちづくり株式会社の取締役



「取締役は責任を伴う。俺ならやらない。」

僕の尊敬する友人で経営者の先輩に相談した時の答えです。まぁ普通に考えたらそうですよね。ちなみにまだ無給です。給料ありません。あ。

道東テレビキロック立川です。千葉県船橋市でコンシューマー向け映像制作会社のキロックムービーと、北海道津別町で株式会社道東テレビを作って、今は北海道つべつまちづくり株式会社の取締役もやっています。現在中継車を購入のクラウドファンディングを行っています。

なんで映像制作者がまちづくり会社?は後で説明するとして、僕はこの会社に、この地域の未来を重ねています。あったら便利にしたいです。

北海道つべつまちづくり株式会社とは、(基本的に)町民が株主で、町民(公)にメリットがあることをやる会社です。株式会社ですので、株主に利益を分配するのが当たり前田のクラッカーです。ちなみに株の半分以上は町が持っています。できれば完全に町民株主にしたいですが、これはうまく行ってから。

この会社の目的はシンプルです。「津別町を素材に稼ぐ。」です。

現状どうなっているか?悪く無いです。無借金の収支トントン(社長以下取締役が無給で、です。経営陣がお金もらって無いからそりゃそうですよね。)お金的にはまだ全然大丈夫ですが、今年の初めにいろいろあって初期メンバーが一回リセットになりました。で、今年の7月から僕が入って、体制作りや新規事業など考えて動いてきました。

思えば統括マネージャーの募集の時から関わってきました。

約4年前ですね。ちょっと若い😀

これは面白い会社ができるなと思いました。自分で立候補したいと思ってましたが、ノンノの森の上野さんの「エンジンは多い方が良い」という意見に確かに町にエンジンは何個もあった方が良いと思い、僕は選ぶ方に回りました。

結果はいろいろ見て貰えばわかると思いますので僕は省きますが、プランはめちゃくちゃ良かったです。ただ実行になると難しいのが世の常です。

マルシェイベント フードホールは大盛況だったし、この動画にあるようにロングテーブルはめちゃくちゃ良い企画でした。映像を見て貰えばわかります。

当時の思いがタウンニュースつべつに残っています。

地方創生とは一体なんなのでしょうか?僕が思うに「人口密度の最適化」なのかと思っています。開拓の中からコツコツと生活を紡ぎ、インフラ含め再構築しなおす時期に入っていると思います。すべてを新しく作る必要はありません。今の時代に合わせたビジネスの再構築です。

その点で見ると津別町の魅力は半端じゃ無いです。まず元気な生産者が多い。これだけでもう最高。何かやろうと思った時に協力してくれる仲間がいる。実際に挑戦をしまくっている生産者さんがいることで勇気づけられるのと、津別パッケージを外に売るという共有の目的もあります。

つべらない話のゲストで出てくれた農業青年。この数年で事業承継も進み、経営者になる仲間が増えました。リスクを背負う存在が同世代で増えている。心強いです。

つべらない話は僕に仲間を連れて来てくれました。今でも何かやろうとすれば手放しで協力してくれる仲間たちです。

こんな素敵な町で、素敵な会社を作れればハッピーです。しかも、それに僕の能力が役に立ちそう。

映像はストーリーを伝えるのに最適だと思っています。どんな産地でどんな人がどんな思いで育てているか、加工するにはどんなこだわりを持ってどんな人が作っているのか。もちろんテキストでもできますが、今の時代動画でやりたいですよね。

で、これテストに出ると思うのですが「ふるさと納税」をまちづくり会社はやっているんですね。このふるさと納税ってすごい仕組みだと思うんです。都市部の人からしたら自分のところの税収が下がるので嫌かもしれませんが、今でも利用している人1割くらいって言ってました。まだそんなにメインストリームじゃないですね。

自分の好きな地域に寄付ができやすい仕組みです。これって町のブランディング超大事になってきますよね。これをしっかりとお金にしようというのがまちづくり会社の基本コンセプトだと思います。

これを映像制作者が関わって実現できれば、クリエイターの新しい仕事になる気がしています。それに関連した協力隊の募集も始める予定です、4月くらいになると思いますが、こういう僻地で可能性を試したいクリエイターや、道東の大自然で作品作りをしたいクリエイターさんは募集お願いします。一緒に働きましょう。

書きたいことが多すぎてまとまりませんが、今日は最後になんのために働くか?社会人になってずっと悩みながら仕事をしていますが、今の僕の気持ちは「人生を楽しむために働く」です。当たり前かもしれませんが、そのためには誰と働きたい?どんな人と仕事したいかが大切かと思います。

道東は人口がすごい勢いで減っています。地域課題も多いですが、それに反応するかのように面白い人たちがたくさんいます。一緒に頑張ろうと言ってくれる仲間がいます。


地域でセグメントされた同世代の素敵な仲間たちがいる。仕事って人との関わりです。
ということで、人生を楽しむために無給でもまちづくり会社の取締役をやっている話でした。

まちづくり会社の社長は僕が地域おこし協力隊だった時の副町長で、社長のためにがんばるというのもあります。

まだまだ書きたいことがありますが今日はこの辺で!

メリークリスマス!クラファンやってます!

https://camp-fire.jp/projects/view/520477

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