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海外生活の記憶 欧州2010’s アイスランド

アイスランドへはニューヨークから行ったのですが、ここは欧州なので海外生活の記憶 米州2010’s の最初は変則で欧州2010’sからです。

アイスランドは氷の島と書きますが、実はグリーンランドの方が厳しい環境でとてもグリーンではないのです。アイスランドはもちろん雪もありますが、どちらかというと氷河と火山の岩山でロックランドという感じです。国の人口が35万人で大きさは北海道に四国を加えたくらいです。首都のレイキャビクはかわいい街ですが、移動中に見える景色はほとんどが溶岩か昔の断層の跡ばかりです。

向こうに見えるタワーはキリスト教の教会です。小さな街なのに車は多いですね。

ハットルグリムス教会の中は割と質素です。

この像はエリクソンと言う人でコロンブスより500年も前にアメリカ大陸を発見していた人らしいです。

今日はここで終了、ゆっくり休みます。

これから地球の割れ目のようなところに行きます。

このあたりは北米プレートとユーラシアプレートがぶつかったところです。

結構な壮大な滝です。もっと近くなら有名な観光名所になるような景色です。

ナイアガラやイグアスの滝みたいです。

馬の放牧は見られますが、木は全く見えないですね。

シグリダストファ滝かと思いましたが、滝の名前はグリフォス滝(黄金の滝)です。シグリダストファさんという女性がここがダムになるのを防いだことで名付けられた見晴台ということです。

確かにダムにならず残してもらって良かったです。

凄い滝です。

またまた何もない平原をバスで走ります。

煙が見えて来ました。

いよいよ有名な間欠泉ゲイシールです。ここから間欠泉を意味する英語のガイザー(geyser)が出来たということです。

こんな穴が幾つかあります。

遠くで吹いているのが見えます。

何故か温泉の煙のようにも見えます。もっと近くに行ってみます。

なんか間欠泉らしくないです。

ここが一番大きな間欠泉が出るところです。しばらく待つと。。。

出て来ました。

いよいよ大噴水です

出ましたね。たまや!!って感じです。

写真を撮っている私の影も長いです。人間間欠泉です。

さて次は地球の割れ目を見に行きます。

このあたりはフィヨルドなのです。

遠くに断層があり、滝も見えています。

これも断層です。

こんな景色が続きます。

もう少しです。

ゴツゴツした岩が山ではなく、平原の様に続きます。

ここがプレートが地球の表面に出て来ているところです。

本当に不思議なところです。

溝の両側の地質が全然違うところがわかるでしょうか。二つのプレートが地球の表面に出ているのです。こんな景色が見られるのはここだけです。

それでは旅の目的地であるブルー・ラグーンに向かいます。

今日はブルー・ラグーンの近くのホテルに泊まります。

部屋はこんな感じです。

夜はきれいなオーロラが夜空を飾ります。

違います!!これはホテルにあったオーロラの写真を映したものです。すみません。この夜オーロラは見えていませんでした。

いよいよブルー・ラグーンです。

この通路を歩いて行くと別世界が広がります。

これが温泉なのです。びっくりです。

実はこれは温泉ではなく、地熱発電所から出る排水を使った温水なのです。

上の写真の左に発電所から来るお湯の出口があります。

足で底を触ると白い泥が出て来ます。これを顔に塗ったり、肌に塗ったりします。シリカという成分でお肌に良いようです。

実はこの温泉は人が作ろうとして出来たものではなく自然に出来たものなのです。昔は排水を捨てても岩穴に吸い込まれて溜まらなかったのです。それが時とともに排水に含まれていたシリカが岩の穴を塞ぎ、温水が溜まるようになったのです。48時間で完全に入れ替わるようにしているので衛生面でも安心です。そしてブルー・ラグーンという名前の由来であるこの青さもシリカによるものだそうでシリカさまさまですね。

大きな温水プールに入っているような気分です。自然そのままなので足が届かないところもあるので気をつけましょう。何時間も温水施設にいることは余りなかったのですが、ここでは一日楽しめました。一つだけ注意事項です。大活躍のシリカですが、髪の毛には良くないそうで、泥を頭からかぶるのはお薦め出来ないそうです。

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