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日本人の心 6 小室さん

女性週刊誌によると小室さんの28ページの文書のあとも納得出来ない人が9割いるそうです。皆さんこの話には大変興味があるようです。という私も家にいるとテレビで詳しく報道するし、週刊誌にも裏話的な話が随分載っているのでどんどん詳しくなってしまいました。この話はいろいろな角度からとても興味深い出来事ですね。日本人の心的にはどうしても外せない話題になっています。

若い二人がお互いに好きあっていてその意志が変わらず、親御さんの秋篠宮殿下も断腸の思いで、結婚を認めるとはっきりおっしゃっているのです。私は素直にお二人を祝福したいと思っています。ご両親がしぶしぶとは言え結婚することを認めているのに何で国民がああだこうだといって今だに週刊誌ネタになっているのでしょうか?多分、秋篠宮殿下が国民が納得する形で収まらない限り納采の儀はないとおっしゃったことが影響しているのでしょう。でも何年も前の一般人の金銭上の揉め事をここまでマスコミが取り上げ、小室家族を追求する状況を見ていると人権侵害に近いのではと思ってしまいます。マスコミは国民の代わりにこのままだと眞子さんと結婚してしまうと心配しているのでしょう。結婚しても眞子さんが一般人になるのであって小室さんが皇室に入るわけではないのにです。いや将来、天皇の義理の兄になる可能性があり、こんな人が皇室の親戚になっては困るということでしょうか?でも考えてみてください。今、黒田さんのことを気にかけている人が何人いるのでしょう?黒田さんとはもちろん天皇陛下の義理の弟のことです。

そうではない、結婚すると眞子さんに数千万円が税金から支払われるから問題だという方もいるかも知れません。でもこれは皇室の一人である眞子さんの当然の権利であって、税金の使われ方としては何の問題もないのです。こんな人が結婚相手ではいいとか駄目だとかそんなことは無関係です。

では国民が納得する形とはどういうことでしょうか?今の雰囲気では婚約解消以外に国民が納得しないという感じです。皆さんの未来にこの二人はどれだけ関係すると言うのでしょうか?小室さんが事実関係を一生懸命説明しようとすれば、法律的な文書みたいで細かく書いてはあるが、この文章には眞子さんへの愛がないなどトンチンカンなことを話すニュース番組のコメンテーターまでいました。もう絶句です。宮内庁長官から説明責任を求められ、それに対する文書なのは明らかなのに、この文書は一体誰に向けて書いているのでしょうねという人もいました。

週刊文春は小室さんの文書が出ると今度は新しく録音データを出して事実と違うと追求しています。この話題は週刊女性の記事から始まったのだと思いますが、元婚約者は今回文春が出して来た録音時期から何年も経ち小室さんが眞子さんと婚約が決まったのを知ってからこの話を週刊女性に持ち込んでいるのです。それも誰か後にいて、今の時期なら金が取れるとそそのかされた感じなのです。確かに小室ママは週刊誌が報道するようにお金に執着するところがあるのかも知れません。異常なまでの息子への思い入れもあると思います。でもご主人の死やそのお父さんの死が小室ママとあたかも関係しているかのように報道する女性週刊誌まであって、もはや小室一家は極悪人のような扱いです。週刊誌とは言えマスコミの端くれなのですから、もう少し冷静であって欲しいと思います。

ではマスコミや週刊誌はなぜここまでしつこく報道をするのでしょうか?やはり天皇家の問題だからというしかありません。今までの皇室関連の婚姻ではいい話を繋げてほんわかと報道して終わりです。今回違うのはお相手に金銭問題があったというその一点です。この問題が出るまでは今まで通りのほんわかムードだったのですが、金銭問題が出たとたん状況は一変しました。日本人は皇室がもはや神の一家ではないことは十分理解していますが、それでも皇室の人間は徳の備わった上品で素晴らしい人でなければならないと思っているのです。それは日本人の誇りでもあります。一方、日本人にとって金銭は朱子学の影響もあるのか何より下賤なものだと信じているのです。これも決して悪いことではありません。今回の話は残念ながら一番崇高なものと一番下賤なものが、一緒になってしまったのです。こうなるともう理屈の問題ではなくなってしまい、とにかく嫌なものは嫌なのです。

私はどうかマスコミには冷静になって欲しいと思います。皇室に人権はないという方もいますが、二人にも間違いなく人権はあるのです。そして眞子さんは結婚すれば皇室の人間ではなくなるのです。いつか国民ももっと冷静にそして暖かく若い二人を見守ってくれることを祈るばかりです。

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