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スマホ手に浴衣であちこち異人客

どこで撮ったのか忘れましたが、京都のどこかのお寺付近の写真から水彩画を描きました。こんな景色は京都の東山あたりではどこにもありそうなので、どこだったのか思い出せません。京都に移り住んだ頃は観光客そのもので至るところで写真を撮りまくっていましたが、5年くらい前からは一気にその数が減っています。

俳句は外人観光客が戻った京都市内の風景を詠みました。昔は外人さんの個人旅行と言えばガイドさん付きか個人で手配した通訳と一緒の旅行が普通でした。それが今では事前にネットで調べた美味しい店をスマホ片手にグーグルマップで探すくらい自由な旅をしていますね。日本人も余り知らないようなお店をしっかりと把握していて、ネット社会がもたらしたこの変化は年寄りには驚くばかりです。(本当はそんなに驚いてはいません。)

そう言えば2004年頃、欧州駐在だった私はイタリアやスペインでホテルに泊まって現地のテレビを付けるとドラえもん等日本のアニメをよく放送していました。その頃アニメを見ていた子供たちが今は20代か30代でアニメ好きの外人になっているのですね。そう言えば「youは何しに日本へ」を見ているとアニメで日本の食べ物に興味を持ったとか、アニメに出て来る聖地に行ってみたいと話しているyouがとても多いですね。あの頃ただ同然で海外にアニメを供給していたテレビ局の人たちが結果として現在のインバウンド旅行者の増加に大きく貢献しているんですね。

スマホ手に浴衣であちこち異人客

昔は英語を話せる日本人はとても少なく、外人に話しかけられると逃げ出す人もいました。今では日本人でも英語を話せる人が増えたし、外人アレルギーなんて言葉さえ知らないでしょうね。スマホに翻訳機能を持ったアプリもあるし、本当に便利な時代になりました。


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