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就活や坂の上には雲の峰

今日の絵は季節外れの絵ですが、可愛かったのでつい描いてしまいました。
最近グルーミングと言う言葉が特殊な意味に使われることを知りました。もともとは動物がする「毛づくろい」のことでノミ取りや衛生の為と言われます。でも猿などはこのグルーミングで序列が決まったり、紛争の解決になったりと知恵がつくほど社会的な意味が出て来るのですね。

就活や坂の上には雲の峰

もう来月から就活が解禁となるのにもう7割以上の人が内々定を貰っているそうです。でもまだまだ決まっていない人は大変だけどここで諦めないで顔を上げてください。きっと顔を上げるだけでも元気が出るはずです。坂の上の雲、司馬遼太郎さんの小説のような句になりました。はるか向こうの雲には届かないけど、そこに向かって行くことが大事です。雲も応援していますよ。

やっとジャニーズ問題がテレビで報道されるようになって来ました。でも再発防止策とか社外取締役に野球コーチを入れるとか言われてもどうもピンと来ません。特別の性的趣向を持っていた人は死んでしまったし、最早女性社長が若い子に手を出すとも思えません。問題の本質は社内統治・ガバナンスの問題と言うよりジャニーズ事務所がこの問題を長い間放置しただけでなく、メディアの口封じをやって来た権力・力の源泉こそが一番の問題なのです。昔Da Pumpが音楽番組に出た時にジャニーズ事務所はギリギリになってキンキキッズの出演をドタキャンし、それ以降、ジャニーズ事務所以外の男子アイドルグループはなかなかテレビに出られない時期が続きました。勿論、不祥事もあったでしょうが、それならジャニーズ事務所にも一杯ありました。

恐る恐るジャニーズ問題を放送するようになったテレビ局もBBCが指摘した何故日本のメディアはこのおぞましい不正行為を黙殺して来たのかという問題には一部の局で「我々の問題として真摯に受け止めなければいけない」というコメントはあったものの、ではどうするのかは全く見えて来ません。公正取引委員会がSMAPを辞めた3人に対する出演妨害を止めるようジャニーズ事務所を指導した時もテレビ局の対応が大きく変わったとは思えませんでした。事務所との契約問題でトラブルがある俳優は使わないという常に既存タレント事務所に忖度するテレビ局こそジャニーズ事務所というモンスターを作り出した張本人です。臭いものに蓋をして長いものに巻かれて来た結果なのですからその責任も取って欲しいものです。

テレビ局はまずは芸能事務所に屈することはないと言う意思を見せる為にも「のんちゃん」や「新しい地図」をテレビに出させるくらいのことはしてもいいでしょう。そして今後はジャニーズ事務所を退所してもテレビに出られるようにすることで、本来の被害者であるタレントの将来を守り、ジャニーズ事務所の男子アイドル独占状態を解消することが出来るのだと思います。決してジャニーズ事務所がその名前を変えるだけで終わらせることがあってはならないと思います。

私はテレビ業界にも芸能業界にも全く利害関係はありません。この投稿は単なる暇老人の個人的意見ですので、不愉快に思う方もいるとは思いますが、年寄に免じてご容赦願います。

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