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海外生活の記憶 欧州2000’s 27 ピサ

翌朝、フィレンツェから列車で1時間くらいのピサに到着、駅からはバスに乗りました。開放感のある広い場所に着くとそこに見えるのはあの有名なピサの斜塔です。でも他にも立派な建物があるのです。大聖堂は斜塔の横にある大きな建物です。

洗礼堂もすごく存在感がありました。

でも傾いたお陰でこの塔だけが有名になったのですね。

実はこの洗礼堂では京都のお寺にある鳴き龍のように響く箇所があるのです。観光案内のおじさんがいて見本を見せてくれました。

この教会はもはや観光客用の教会になったのでしょうか。

これは大聖堂の正面です。

中もこんな感じです。

実はこの教会は11世紀に大聖堂を作り始め、12世紀には洗礼堂が着工され、14世紀後半に斜塔いや鐘塔が完成したそうです。平安時代から鎌倉時代を過ぎ、室町時代に完成したということですね。

11世紀のピサは海洋国家としてヴェネツィア、ジェノバ、アマルフィ共和国と共に栄え、パレルモ沖海戦でイスラム勢に勝利したのを記念してピサ大聖堂の建設が始まったそうです。

その後、徐々に衰退して最後はトスカーナ公国・フィレンツェ共和国に吸収され、今はトスカーナ州に属しています。

これは横から見た大聖堂です。正面よりも壮大さがわかると思います。
ピサには他にも見るところは沢山あると思いますが、弾丸旅行はこれでおしまい。フィレンツェ経由ロンドンに戻りました。



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