見出し画像

「トゥルクを味わう」2023年9月17日の日記

24-1

・今日はTurku Day!
9月の第3日曜日に開催され、市内でコンサートやチャリティーイベントが、そして博物館の大半に無料もしくは半額以下で入場できる日だ。

・チューターのリリーが前もって計画してくれたプランをもとに、丸1日トゥルクを周遊したので、簡単にまとめる。

24-2 

Luostarinmäki(ルオスタリンマキ)歴史博物館

・歴史博物館というよりは、白川郷のように江戸時代(17世紀~)の人々の暮らしを再現している家が軒を連ねる場所だった。

・トゥルクは1827年、大火で被災した土地だ。
当初はアウラ川を越えて燃え広がることはないだろうと思われていたが、強風が吹き荒れ、川の両側にも燃え移った。

・フィンランドで初めて創設されたトゥルク大学も大きな被害を受け、現在のヘルシンキ大学に移転することとなる。

・Luostarinmäkiは大火の被害を受けなかった、今や唯一の木造住宅地区であり、今でも数十人が暮らしている。
ほとんどの家は当時の職人の生活を再現した内装だったが、職人がはがきを製作する光景を実際に見るという体験もあった。

印刷工房
パン屋のトレードマーク(現在も使われている)
この頃からコーヒーが大好きなフィンランド人
消防車
写真自体が珍しいものだったので、
笑顔の写真は少ない

・この像は妻の浮気のための道具という側面がある。
夫がいる時は家の中を、夫がいない時は外を見ているので、浮気相手との連絡手段に用いられていたそうだ。

24-3

Aboa Vetus Ars Nova 考古学博物館/現代美術館

・通常は入館料14ユーロ(約2200円)の場所が、Turku Day効果で5ユーロ(約800円)に。

・トゥルク唯一の考古学博物館。
地下は広大な先史時代の暮らしに関する展示、2階はレストランや受付、3階は先史時代以降の考古学の展示、4階は現代美術館になっている。

・時間が迫っていたため3階への訪問は叶わなかったが、地下の展示は「レンガを組み立てて家をつくろう」「昔のゲームで遊んでみよう」など、五感を使う体験コーナーが多い印象だった。

美術作品を見ない鑑賞者
メアリーの故郷に似ているらしい。
同じ絵を見ても感想が全く違う

・現代美術館は全作品の撮影が可能で、監視員が1人しかいない。

・企画展で特集されていたアーティストの作品のモチーフの多くが日常生活で使用されているもので、リリーの解説付きで巡った。

24-4

Posankka Race

・トゥルク市のキャラクターであるPosankkaのマスコットを10ユーロで購入し、アウラ川に放流し1番を決めるというチャリティーレースだ。
日本でいう福男のようなもの?

・レース自体は15分程度の簡素なものだが、個人的にはTurku Dayの中で最もフィンランドらしいイベントだと感じた。

橋が観衆で覆い尽くされている
ポサンカがザッパーン!という音ともに放流。
シュールな光景

・アウラ川のごく小さな区域にスタートとゴールを作るのだが、ここでハプニングが。
ポサンカ達が強風の影響でゴールとは反対方面に泳ぎ出したのだ。

・スタッフの迅速な対応によりスタートとゴールの位置がそれぞれ逆に変更。
臨機応変な対応とレース終了後の人々の解散の速さに「フィンランド」を実感した。

24-5

Turku Castle

・市の中心部からバスで20分ほどの距離にあるトゥルク城は、市の1番の観光名所でもある。

・2時間ほど滞在したが、内部は想像以上に広い。
以前リリーが「全ての説明文を読んでいたら5時間ほどかかった」と話していたが、それも頷ける。

トレヴィの泉のような
観光地への賽銭はやっぱりあるある
ぶどうの血を流すキリスト
トゥルクは昔水に囲まれていた都市だったよう。
貿易で有名だったことも頷ける
教会
冬には学生団体が貸し切って、
当時の衣装を身につけパーティーが行われるそう。
ヨーロッパ風の扇
マトリョーシカのような構造。
このコップを手に取った時、
わたしたちも作品の一部になっている
日本からやって来た作品

24-6

Fireworks

・約10分ほどの時間ではあったが、大きな花火が何度も打ち上げられた。

・屋台が出ることもなく、黙々と空を見上げる。
歓声や拍手は最初と最後のみで即解散というところが、またしてもフィンランドらしい。

・トゥルクの魅力をこれでもかと満喫した日だった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?