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大好きな柴田聡子さんについて語りたい(8)adieuさんへの提供曲『灯台より』が配信されました。

『灯台より』本日配信

こんにちは。桐山もげるです。

上白石萌歌さんによるユニット、adieuさんの新曲『灯台より』が本日1月19日に配信されました。作詞・作曲:柴田聡子さん、編曲:Yaffleさんの作品です。


歌詞も、歌詞リリさんから発表されています(下記リンク先で確認できます)。

https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/adieu/toudai-yori/

『灯台より』はこれまでの柴田聡子ご本人の曲や、他のアーティストへの提供曲とも印象が違うと感じました。Yaffleさんによる編曲の力なのかもしれません。事前に柴田聡子さんの作品と知らずに聴いたら、きっとそれを言い当てることが出来なかったのではと思います。

歌詞の感想

先程Twitterにも書きましたので、そのツイートを貼り付けます。

「灯台」とは「動けない」「灯をともしていて当たり前の存在(自分がしていることをありがたがってもらいにくい)」。

その性質を自身への比喩に用い、「灯を消したら(=息を止めたら)、あなたは自分がいなくて困ることに気づいてくれる?」という意味ではないかと思いました。

これまでの柴田聡子さんの歌詞に比べ、危うさを感じるくらい、純粋で心が張り裂けそうになるような「寂しさ」が込められている印象です。これまでの作品の歌詞は、寂しくても、辛くても、それを埋め合わせるような別の要素(「無常感」や「友情」など)が加わっているように聴こえ、そこに救いに似た感情を抱くことができるのも、「柴田さんらしさ」と感じていました。

ご本人が歌手として作られる作品とは違い、adieuさんへの提供だから生まれた曲なのかもしれません。

とはいえ、まだ数回聴いての感想の段階です。今後、全然違う受け取り方になるかもしれません。

他の方の感想も是非聴いてみたいです!

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