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NISA→新NISA成長投資枠がいけてなさすぎる

みなさんこんばんはKIRIです。今日は2024年から始まる新しいNISA(新NISA)で私が思う問題点を書いていこうと思います。
新NISAにより生涯投資枠が増えたり、年間投資枠の上限が増えたりと良い事ずくめのように見えますが私からしたらかなりの改悪ではないのか?と言わざるえません。その理由を一つずつ解説していきます。

まず新NISAの説明表です。金融庁HPより取ってきています。ここで私が気になった点を赤線で引いています。成長投資枠で投資信託を購入する場合
信託期間20年未満、高レバレッジ型及び毎月分配型の投資信託等を除外と記載されています。
これは
①償還期間20年未満
②レバレッジ系
③毎月分配型

この①~③いずれかに該当する物は新NISAでは購入できません。
金融庁に電話して直接確認しています!
ふ~んと思う方多いと思いますが、試しにSBI証券の週間ランキングをご覧ください。

①~③の条件に該当する物に斜線引いています。「な~んだ~結構買えるじゃん?」と思いますか?よく見てください。ほとんどがインデックスファンドです。ランキングに記載されている物で購入できる物は現行「積立NISA」でも購入できる物(または派生型)です。(配当貴族は買えないかも)。つまり2023年のようにNISAでしか買えない投資信託というのがほぼありません。言い方を変えるとインデックスファンドは買えるけど、成長投資枠なのにアクティブファンドは購入不可です。
試しに楽天証券の検索(SBIは条件選定がしにくかった)で
レバレッジ型、毎月分配型、インデックス型を外してNISAでしか買えない物のリストがこちらです。
基本的にアクティブファンドのみでファンドスコアの良い物を入れています。この中で償還期間20年未満の物をはじくと残ったのが以下の表です。

残っている物で興味がありそうな銘柄はありますか?
今回の新NISAでは基本的にアクティブファンド銘柄は購入できないと思っても間違いありません。いきなりよくわからない銘柄達ですが、もっと順を追って検索絞り込みをします。

まずNISAの買付ランキング

インデックス以外の条件にした場合(アクティブファンド)

アクティブファンド&レバレッジ型を外した場合

アクティブファンド&レバ以外&毎月配当型以外

という銘柄絞りでした。アクティブファンドが買えないので、成長投資枠は基本的に個別株を購入するか積立NISAで購入できるようなインデックスファンドを積立上限以上に購入する以外の選択肢がありません。今までNISAで買えてた銘柄がほとんど購入できないというのは面白い状況ではありません。
例えばeMaxisNeoシリーズも変化にとんだ銘柄が色々とありますがほとんどの銘柄が償還期間20年条件の関係で来年以降はNISA枠では購入不可です。

まとめ
「新NISA成長投資枠ではアクティブファンドは(ほぼ)購入できない」
「積立NISAの年間上限以上を購入する際に成長投資枠を利用」

いったい成長投資枠で投資信託を購入しようとしている人は何を購入できるのでしょうか?

もし参考になって投げ銭いただいた場合は今1番買いたい米国株にかわるかもしれません。一緒に米国株を盛り上げていきましょう!