大学院中退して就活した話。


巷では大学院を中退して就活した話をお聞きしますが、博士1年の時点で辞めることを決めて就活している方は稀だと思いますので記しておきます。

前のnoteを見ていただけば分かりますように、「子どもが生めない…かも」ということに真剣に向き合ってみました。

その結果、大学院で研究をするよりも、世の中にでてキャリアを積み自分の思うように働いてみたい!生活したい!という思いが強くなりました。


そこで、ホルモン剤投薬をしつつも、3月中旬から就活をしてみました。

私はおバカなので、理系院卒女だからどっか入れるやろ、なんて思っていましたが、非常に浅はかでした。

ES、WEBテストで落ちる企業は体感で約20%で、そこそこ通ってしまいました。(おそらく、WEBテスト等はしっかり対策をすれば問題ないと思います。ESは父親だけでなく、SNS等を通じて知り合った企業の方々にも、めっちゃ見てもらいました。)

私の場合、鬼門が一次面接でした。結果として、一次面接に通った企業は、片手で数えられるほど少ないものでした。

最終面接まで進んだ企業は(実際受けていない企業も含め)、2-3社だったと思います。(ボロボロ落ちまくっていたので、途中から数えることを止めていましたが、全部でESを提出したのは30社ほど)


結果として、私が学んできた研究分野とは全く異なることをしている企業さんに、就職することが決定しそうです。

私が就活から得たことは3つ。

院卒(博士卒)は就職にはやっぱり不利(ある企業の人事の方からは、博士って使いにくいよね、と直接言われました)

高学歴女性は技術職難しい(女性の採用数が増加していますが、なんやかんや男社会で、女性というだけで一般職を勧められることもあります)

生物系は非常に狭き門なので、広い視野での就活を。(これは中退して就活している人に限らずだと思いますが、自分の分野とは異なる分野にも目を向けて、接点を見出していくことが非常に重要です)

あとは、私が勧めるのはエージェントさんを利用するということ。(私は2社利用していました)

博士卒、修士卒の人は就活に行き詰ったと感じたら、エージェントさんを利用するべきと個人的に思います。非常に有名な企業さんの案内も載っていました。

当初、別会社のエージェントさんを利用していましたが、担当の方が仕事ができない方で、履歴書を提出した後、1カ月放置されました。その上、職種にこだわりを持ちたいと話しをしたら、選んでられる余裕はない、と叱責されました笑

就職先が決まった先を提案してくれた会社のエージェントさんは、非常に丁寧で、私が愚痴や泣き言を言っても、優しく対応して下さいました!感謝!

来年の就職市場については分かりませんが、有効求人倍率は下がっているものの、今は売り手市場ではあります。また、人生1度の新卒カードを利用する際は、少しワガママを言ってでも、自分が納得できる企業に入社した方がよいと思います。

(エージェントさんを利用する際は、自分に合ったエージェントさんを見つけることがすごく重要だと思います。がんばれ)


長くなりました。以上です。お疲れさまでした。

何かありましたら、コメント欄にてよろしくお願いいたします。


きりり


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