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「勉強の苦手な子は、なぜ勉強が苦手なのか」シリーズ

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勉強の苦手な子/得意な子にはどういう違いがあるのか…?10年間の塾講師経験と7年間の塾経営経験から、子どもの「苦手」パターンを5つに分類して説明します。 ■勉強が「苦手」とは、…
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#現役塾講師

小中学生向けの学習塾を経営してみて分かったこと

7年前に小中学生向けの学習塾を開業してから、毎日ずっと「子どもたちの学力を伸ばす、普遍性の高い方法はないだろうか?」と考え続けてきました。 その結果、この問いに自分なりの答えが出せるようになったと感じています。 勉強の苦手な子は、なぜ勉強が苦手なのか?そこでこれから、勉強の苦手な子は、なぜ勉強が苦手なのか?というテーマでブログを書いていこうと思います。 子どもたちを観察してきて、いわゆる「勉強の苦手な子」と「地頭の良い子」との間には、暗記・思考・理解の方法に違いがあること

勉強の苦手パターン④ そもそも教科書の文章の意味が理解できない。読み取れない

(この記事は約14分で読めます) パターン①〜③は、勉強の苦手な子に共通する特徴を「覚えられない」という側面から分析しました。 パターン④からは、「理解できない」という側面に注目します。 ▼「教科書の文章の意味が理解できない」子はどんな状態か?その定義パターン④に当てはまる子どもたちがどんな状態なのかを、まず定義します。 教科書を読めていない子どもたちを分析すると、共通して以下の特徴が見られます。 特徴1:語彙力の不足=漢字・語彙など、「単語」を理解できていない 特徴

勉強の苦手パターン⑤ 教科書に書いてあることは分かるが、自分と結び付けて考えることができない

(この記事は約16分で読めます) 前回のパターン④では、子どもが教科書を読めない原因の一つに「日本語の発音・語彙・文法能力の深刻な不足」があることを説明しました。 パターン⑤では、「国語力があるにも関わらず、教科書に書いてあることがうまく理解できない」という子どもたちについて分析します。 ▼このブログで一番伝えたいことパターン①から④までずっと、「勉強の苦手な子」に共通して見られる特徴とその原因を分類してきました。 その核心となるのがこの⑤です。 なぜならここで説明す