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銚子〜江戸 しょうゆ水運ルートを巡る旅


『醤油』は、小麦・大豆を麹菌で発酵させ塩水を仕込み作ります。1621年新川通開削から開始した利根川東遷事業により、銚子・関宿・新川・小名木川を通る大動脈が1654年完成し、高瀬船での水運が盛んになって行きます。江戸時代中期には銚子・野田が醤油の二大醸造地となり、佐原のような舟運の中継地でも醸造します。

利根川河口
ヤマサ醤油
ヒゲタ醤油
銚子
東圧町
佐原
伊能忠敬旧宅
柏(利根川運河入口)
関宿(江戸川流頭部)
江戸川
野田醤油(キッコーマン)

利根川運河は、利根川と江戸川を結ぶ約8.5kmの運河です。関宿の江戸川流頭部に行くまでに浅瀬が出来たり、距離も長かったため1890年運河が完成します。

利根川運河
流山(利根川運河出口)
矢切の渡し

幕府より開発された江戸川河口の下総・行徳塩田の塩「地廻り塩」が、江戸川・利根川の舟運で醤油産地に運ばれます。

行徳(常夜灯)
旧江戸川(新川入口)
新川
新川排水機場

1930年人工河川の荒川放水路が完成した事により、分断された中川は付け替えられ荒川放水路と並走する形で東京湾へと注ぎます。

荒川ロックゲート
旧中川(小名木川入口)
中川船番所
小名木川
猿江船改番所跡
川船番所跡(小名木川出口)
永代橋
日本橋川
日本橋魚市場発祥の地
柳橋
神田川
小寺醤油店(江戸東京たてもの園)
しょうゆ販売

濃口醤油は、香りの強い日本の代表的な醤油で現在も千葉県を中心に造られ、流通量の8割を占めています。また醤油は、四斗樽 (約72ℓ入) で仕入れて、売る時は大きな樽から柄杓で掬い枡で量り、客の持参した瓶や容器に漏斗で入れて昭和40年頃まで売ったそうです。




今回の記事は以上です。最後まで読んで頂きありがとうございました😊

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