年賀状何枚届くかな
もう何十年も年賀状を書いていない。
ありがたいことに、毎年かろうじて1枚、ないしは2~3枚届くので(行きつけの美容院や歯医者からの年賀状は含めない)、返信年賀状は出していたが、それすらもしなくなった。
年賀状ありがとう、とラインで送信し終了。
自ら書かないくせに、元日になると年賀状何枚届くかなとわくわくしていた年もあった。
もう、そのわくわくすらも感じなくなっている。
年賀状のほとんどは、プリントアウトで施されたものばかりで、家族写真や子供の写真、結婚式の時に撮ったであろう写真が多い。
あくまでも個人的な感想だが、家族写真や子どもの写真を見せられたところで、となってしまう。
ひがんでいるわけではない。
なんだが、型にはまっている感じがしておもしろくないな、と思うだけ。
胸を張って言うことではないが、プリントアウトで年賀状を作成したことはない。
結婚もしていなければ子供もいないので、一度にたくさんの年賀状を書いたことがない、というのもある。
結婚や出産をしていれば、それに関わった人たちに大量の年賀状を作成しなければならないだろうが、そのライフステージに到達していない身分なので軽々しく言えるのもある。
そう考えると、一枚一枚丁寧に手書きで書いてなんかいられないか。
年賀状に大量生産感が出てしまうのは、いなめないか。
欲を言えば、差出人メインの近況や写真、文章、手書きのイラストなどがみたい。
思わず、まじまじと見てしまいそうな年賀状であってほしい。
よくもまぁ、自ら年賀状を出さない分際で言えたものだと思う。
しかしながら、年賀状を送ってくれただけでもありがたいこと。
そろそろ1枚も届くことのない年がやってきそうな気はしているが。
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