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切手の裏をなめなくなった

プリンのふた、カレーを食べたあとのお皿、ポテトチップスを食べたあとの指・・・

幼きころは色んな物をぺろぺろ舐めてきたが今は舐めていない。

プリンの蓋をなめなくなったことに気付いた時、大人になったなと感じる。

切手の裏でさえなめなくなった。

のりを使い、封筒に貼っている。

なぜ舐めなくなったのかというと、衛生面から抵抗があるのと、自分の唾液を信用できなくなった。

もしも郵送中に切手が剥がれてしまったら・・・なんて不安に襲われてしまう。

しっかりのりで接着し、切手が剥がれないようにと思う。

これも大人になった証拠なのだろうか。

いや違う。

よくよく考えると、まだヨーグルトの蓋をなめていることに気が付いた。


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