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マッサージにも相性がある

8か月間、マッサージ店に勤めていた。

施術後に「気持ちよくなかった」だの「So Bad・・・」とぼやかれたりだの、悪い反応を示されたのは全体の3割程度。

1度だけ、施術を途中で中断したこともある。

施術が始まり60分経った頃、「前、担当してくれたスタッフはいませんか?」と言われたのだ。

その日、そのスタッフは不在。

わたくしが施術を継続したところで不快な思いをさせるしかないので、その客には中断を提案した。

施術した分の代金はいただき、残りの代金は返金。

客は不服そうな顔をして帰っていった。


「気持ちよかったです」と笑顔で言ってくれる客もいるが、それは表面上だけ。

本音は「もう来ることはないな」と思っているであろう客もいる。

接客業や、サービス業はこういうのがストレス。

人の評価や反応を気にしすぎてしまうわたくしには精神的負担が大きい。

私はなぜこの仕事を選んだのだろう。

もうやることはたぶんない。


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