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現在なう日記 028 知のつづき

で、ずっと嫉妬してたんですよね頭のいい人たちのことを。

羨ましすぎる。

テストの点にせよ、進学先にせよ、頭のいい人たちが見ている素敵な世界になんで自分が入れないのだろうな、と。もちろん、テストの点みたいな目に見えることだけじゃなくて受け答えのキレとか、膨大な知識を意のままに操る様とかとかいろんなあたまの良さについて羨んでいた。

しかも、そんな人たちが時々見せる相対的にあたまのわるい行いを見ると
「なんであんなにあたまのわるい所もあるのにこの人は成績もいいしいい大学に行ってるのだろう」
と素朴かつ非常にひねくれた悪い気持ちが心にふつふつと湧いてきて、その悪い感じの自分に気づくとさらに自分のダメさに更に嫌気が差すのであった。

もちろん人は大人になるので、そんな嫉妬心は年々薄れていって、アラサーになる頃にはごくたまに思い出す程度になってはいたが、だからと言って0になったわけでもなかった。

ただ、嫉妬の気持ちが薄れたのと同時に今度は純粋な気持ちで「なぜあの頭のいい人はあたまのわるい行いをするのだろう??」と疑問が湧いてくるようになった。

その答えのひとつになりそうなものに最近気がついた。

つづく

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