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ジョブ・クラフティングのワークショップに向けて

自分に出来るワークショップを模索してきた。
何を中心軸に据えるかを考えてきた。
いろいろ考えを巡らせた結果、
やはり〝ジョブ・クラフティング〟を柱に据えることに決めた。
この柱に向かって個々がどうアプローチすればいいのか?
それを座学と実践練習を行いながら体感していけるワークショップを作りたいと強く思えた。

知識を学ぶ場は沢山有る。
だけど、それを実際に練習出来る場は少ない。
書籍を読み、サイトや参考映像等を観て、

「なるほど、そういうことか!」

と思っても、いきなりそれを本番の場(職場や現場)で行えるだろうか?
勇気を持ってやれたとして、上手くいかなかった時、
しっかり検証して反省して次に活かす課題を見つけて練習し、
自分に発破をかけモチベーションもアゲアゲにする流れを一人で作り続けられるだろうか?
そもそも解ったつもりでも単に知識を頭で〝知った〟というだけでは、
実際に身体を使って行ってみても上手くいくことは少ないのではないだろうか。
自分の経験から言っても、それはなかなか難しかった。
いきなり試して成功率が高ければ御の字だが、
実際はその逆のパターンが多くて、
トライ&エラーを贅沢に繰り返すことは難しかった。

折角、良いことを座学で学んで実践してみたけど上手くいかず、
何が原因かはっきり解らず、
悩んで、
次にまた上手くいかなかったらどうしようか?とネガティブになりはじめ、
恐る恐る再度試してみたけどまた上手くいかず、
また悩んで、
モチベーションが下がりはじめ、
次はもう少し上手く出来そうになるまで止めてみようかと目先を変え、
行動が止まり、
そしていつしかそのままフェードアウト・・・。


こんな流れの繰り返しで。

これは自分とは違う業種の方々も実感されている悩みじゃないだろうか?
そう思い始めていた時に出会ったのがこの〝ジョブ・クラフティング〟という概念で、
だったら業種を越えて、

〝より善く仕事に向き合えるような気付きを体感出来る場があったらいいじゃないか〟

そう思え、
ジョブ・クラフティングワークショップを作っていこうと思いが固まった。幸い俳優訓練で行う様々なワークには効果的な効果的なものが沢山あるし、自分がコーチングを習得したことで相手が気付きを得られる為に、どう接していったら良いかも理解出来るようになった。

俳優訓練とコーチング、
これらのベース(基礎)の上にジョブ・クラフティングという柱を立て、
この柱の登り方を体感しながら各々自身に気付きを得ていける場を作りたい。野球に例えるなら、実戦前に練習出来るバッティングセンターの様なもの。
ここでは大振り三振しようが、ファールボールを打とうがホームランを打とうが、とにかく自分が考える通りのバットの振り方を試せる。
そしてここで掴んだことを実戦で試して確認して、結果が悪ければまたここで修正・練習を行なえる。

こんな場があって、こんな場に集う練習仲間がいたらさぞ良いだろうなと自分は思うのだが、これを読まれた方はどうだろうか?


最後まで読んでもらえてありがとうございます。今後もサポートして頂けたら、とても嬉しいです。宜しくお願いします。