最悪の政治
「政治は人をハッピーにさせるもの」
僕が小学生のとき、担任の先生がこの言葉をよく口にしていた。
しかし最近は、「ハッピー」の対象は国民ではなく政治家、彼ら自身なのではないかと疑っている。
先日(だいぶ前のことではあるが)、鹿児島県内の若者が集う「ミライナブルかごしま」というイベントに参加させて頂いた。
会議で出会った人たちは皆、知的でパワフルで、生き生きとしていた。
不祥事が明るみになり、新聞の一面で頭を下げている政治家とは似ても似つかない。
腐り、凝り固まった脳味噌たちが権力の上層階にたむろし続ける限り、若者の目も輝きを失い、政治や労働に無関心になるかもしれない。
あるいは、変化を拒む日本の政治に嫌気がさして海外へ出て行ってしまうかもしれない。
現状の日本の仕組みから考えると、少なくともこれから10年の労働意欲低下、さらにそれによる生産性低下は避けられない。
日本の本格的な崩壊に先駆けて、昨年引きこもりの人は146万人に膨らみ、若者の海外流出も著しい。
現状の打開のため政治界の新陳代謝を上げることが求められる。
未来に渇望して今を生きよう。その先に真のハッピーが待っている。
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