“万能なロウゴク”日本の若返り大作戦
1990年代から日本は成長していない。
GDPはドイツに抜かれて4位に転落。
日本の頭脳流出が露呈している。
よくこういう報道を見ると思いますが、
ぶっちゃけ実感わかなくないですか?
でも実際そこには大きな問題が転がっているのです。
ということで今回は、
◆なぜ日本は衰退化しているのか。
◆なぜ日本人は社会問題に鈍感なのか。
◆日本の衰退化にどう対処すればいいのか。
の3つを中心に僕の主観を述べていきたいと思います。
日本は万能なロウゴクである
僕は、日本が衰退化しているのはその風土のせいだと考えています。
日本はとても寛容な国です。
だからこそ今まで海外の文化を敏感に取り入れてきていました。他国のいいところをパクることで、高度経済成長期はトップクラスで万能な国になりました。
しかし、日本は時代に取り残されました。
高齢者は流行りを拒む傾向にあるようです。
かつて寛容だった日本も、今では新しいことを受け入れなくなりました。
それはある意味良い傾向なのかもしれません。しかし、僕みたいな左翼の人にとってはつまらない現状です。
一方、アメリカのようにいつまでたっても不完全な国はずっと成長し続けています。
日本人が成長を求めないのならそれはそれで結構です。
ですが、日本が万能な牢獄(老国)であることに気付いていないなら話は別です。
”古い知識や慣習の厚い壁に閉ざされた牢獄”
これこそ万能な老国「日本」を上手く表した言葉ではないでしょうか。
日本若返り大作戦
僕なりに今の日本を変えていく方法を模索してみました。
※ここから「だ・である調で」行きます。
1.頭脳流出をあきらめる
2.企業に時限爆弾を仕掛ける
3.クラウドファンディングをもっとメジャーにする
1.頭脳流出を諦める
日本は寛容な国だから頭脳流出にも寛容になっちゃおう、という考え方ではない。
海外へ移住したいのは個人の勝手だからわざわざ止めるべきではない、という考え方だ。
海外への移住の規制を緩和させる分、国内へのエキスパートの流入に力を入れたい。そのためには下のような海外との連携が必要だ。
日本は国内の人材を海外に派遣し開発途上国で活躍してもらう。
同様に開発途上国も人材を日本に派遣する。
日本は人材不足問題を解消することができ、開発途上国は日本の人材が国内を発展させてくれる。加えて、日本に派遣した人材が進んだ技術を持ち帰ってくれるというメリットもある。
要は、頭脳流出を諦めて方針を変えれば、より明るい未来が望めるよね、という話だ。
2.業界の新陳代謝を上げる
実は起業したい人って結構多いんじゃない?
中には、事業を承継せずに一代で終わってもいいなと思ってる人もいるんじゃない?
僕は、起業がより簡単に行えるようになれば日本はもっと成長できると考えている。
そこで提案したいのが次のシステムである。
これは事業承継をしないことを前提にした起業家への出資システムである。このシステムの出現によって達成できる項目は主に2つある。
1つは起業がもっと身近なものになる、ということ。
もう1つは企業が成功しすぎなくなる、ということ。
特定の企業が成功しすぎると業界は圧迫する。
世襲制ではなおさらである。
だからこの仕組みでは、事業承継をするのなら追加でお金を払わないといけなくなるようにした。追加で払われた金額分が直接的な運営側の利潤となる。
3.クラウドファンディングをもっとメジャーにする
国内ではクラウドファンディングがまだ全然行き届いていない。
クラファンの仕組み自体はめちゃくちゃイイのにそれが日本で流行らないのはなぜだろうか。
クラファンの生まれた地、アメリカではJOBS法という新興成長企業に対する支援の円滑化を目指した法律が2012年に制定された。
日本も、アメリカに倣い金融商品取引法を改正したが、未だに国民のクラファンへの懐疑を払拭できていない。
日本の政府の方針は間違いないのだが、まだ、足りない。
西野亮廣さんのように、国内にもクラファンの成功者は数多くいる。
政府には成功例を提示しながら国民に自信をもってクラファンを勧めてほしい。
最後に
「日本は堕ちた先進国だ」
小学生の頃、ニュースか何かで聞いた言葉だと思います。
腹が立ちました。中3になった今でも忘れられない言葉です。でも、間違ってはいないなと思ってしまいました。
本文の中でもいろいろと日本について非難しましたが、データと根拠に基づいたものです。
「そんなに嫌いなら日本から出てけばいい」と言われたこともたくさんあります。
でも、それはできません。
僕は日本が大好きです。
だからこそ、日本を変えたいという気持ちが強いのです。
皆さんも同じだと思います。
現状への不満があるからこそ未来に渇望する。
渇望は、大きなエネルギーになる。
今後も社会に対する不満を文章でぶつけていくと思いますが、何卒ご理解をお願いします。
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