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喜びを見つける才能


 才能と言えば、芸術やスポーツの分野がまず思い浮かぶと思いますが、最も大切でぜひ発揮していただきたい才能は「人生を楽しむ才能」です。
 
 では、その才能に気づき、伸ばすためのヒントを二つ挙げておきます。
 
 (1)人のせいにしない
 思い通りにならないとき、自分のことを棚に上げて、すぐ他人のせいにする人を見かけます。文句や愚痴を言いたい気持ちもわかりますが、そればかり言っていると、死ぬまで運気が巡ってきません。

 イヤなことや腹立たしいことがあったときこそ、「我が身に起こることは100パーセント自分が原因」と潔く受け入れることが肝心。

 例えば、気にさわることを言われたとき、「あの人を許せない」と相手に怒りをぶつけがちですが、実のところは「言い返せなかった自分、泣き寝入りしてしまった自分」が許せなくて怒っているのです。

 腹が立ったときは「自己の内面を知り、視野を広げるチャンス!」と発想を切り換えましょう。

 (2)当たり前のことに感謝する
 文句ばかり言っている人は、恵まれていることに気づかず、「ないもの」ばかりに目を向けて感謝が足りない気がします。

 四季折々の美しがあり、比較的豊かで、紛争もなく治安のいい、日本で過ごしているだけでも、かなりありがたいことです。それに加え、「家族がそこそこ健康で仲がよく、食べていく心配がない」となると、これは、当たり前ではなくて、宝くじに当たるよりも希な幸運と言えるのです。

 「当たり前のことが、実はありがたいこと」。これに気づいているだけで、小さな喜びを見つける才能が開花してきます。

 

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