美容と健康

前回、健康に目覚めたきっかけを書きました。

今回は、美容と健康についてです。20代〜30過ぎまでむちゃくちゃな生活をしてはいましたが、そのわりには各種健康法に興味があり、ベジタリアン、ペスカタリアン、グリーンスムージー習慣、スロージューサー、手作りヨーグルト、プロテイン摂取、ケトジェニック食、高タンパク生活、鍼灸、瞑想、ジム&ヨガ通いetc.、健康法はいろいろやりました。美容の仕事をしているので、美容分野で数々のプロフェッショナルに多くの取材を重ねるうちに、「美容=健康」だと確信に至りました。……が、今は”けっこうふつう”の生活をしています。

実際、どんな化粧品を使っても、睡眠不足&栄養不足だったらあまり意味がないです。仕事でたくさんの美容好きの読者さんに会ってきましたが、美容液を買う前に寝てくれ!食べてくれ!と言いたくなることばかり。特に、寝てない人、タンパク質や野菜、そもそもの食事量が足りない人、逆に食べ過ぎの人が多いと感じます。サプリメントは便利ですが、基本は食事が大切ですね。タンパク質を1日50gとるのは結構大変です。目安は一食につき手のひらサイズのタンパク質だそう。個人的には、外食だと麺やご飯の量が多いので、私はいつも「少なめにしてください」「半分にしてください」と伝えるようにしています。

また、自分も恩恵を得てはいますが、スマートフォンやPC、画面の見過ぎの人が多いよう。SNSや動画、各種メディアは楽しいですが、結局「自分のための時間」というよりは、トレンドや情報に欲が刺激されすぎて、精神的な安定や生活の安定を妨げるケースが多い気がします。

化粧品選びについても、「おっ、この人は肌が綺麗だな」という人には共通点がありました。流行に敏感で、SNSで流行りの化粧品をしょっちゅう試している人よりも、「ずっとアルビオンをラインで使ってます」といった感じの人の方が、圧倒的に美肌の人が多いです。(実際、ライン使いは、相乗効果が出るようにメーカーが設計しているので、手応えがある仕組みになっています)そういう人は多分、ライフスタイルも整理されていて、自分のスタイルがあるのだと思います。ただ、そのスタイルは人それぞれなので、「とにかく人と比べないこと」が大事ですね。情報を仕入れるのはいいことですが、以下が重要だと思っています。

・SNSの人と、自分のからだや肌が同じとは限らない
・操作された口コミもある(メーカーさんが配って感想を書いてもらっている場合がある)
・メーカーさんやインフルエンサーさんの発信は、ヒントはあるけど”鵜呑み”にしない
・自分が本当に信じられる情報源をもつ

ちなみに、私はインド哲学が好きなので、そのエッセンスを取り入れて生活をしています。(遵守は難しい・・・)中国の土着の考え方も共感できるので、孔子のいう”中庸”も好きです。ビジネスにおいて、孫子などもとても参考になります。その結果、”けっこうふつう”の暮らしに行きつきました。あと、根本的に運動が好きではないので、ジム通いはやめて歩くことに。結局、自分にあったスタイルが大事だな、と感じる日々です。

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