会食うおおおおお
途中までおおこれは凄い、面白いと読んでおったわけですが、
ここで椅子から落ちました。
ただ書かれている内容の8割以上は確かにそうだなと思う内容なので、会食セッティングをお考えの人はチェックリストと弁えて通読されることをお薦めします。
ここでは手土産に力点が置かれていますが、個人的には「先方とはファーストコンタクトではない」場合が多いと思うので、取引を通じてかなりの情報のやり取りや好みの相互理解があったうえで、さらに上を目指さないといけないよなってのがあります。
私(いま50歳)より上の人は、手土産出すぐらいならリベート(キックバック)を押し込んだほうが早いケースや、飲ませるよりも抱かせる場所のほうが好まれる相手だったときにそれ専用の接待要員が必要になるケースもあって、割とむつかしい。
また、この記事ではお呼びする相手がクライアント幹部クラス(執行役員未満、お役所で言えば局長未満)ぐらいが相手になるはずで、そこから上になると面倒は増えます。
例えば、どうしても外せない株主総会での議決で否決を狙いたいので反対を説得したいとき、記事でもある通りいきなり「否決したいので反対してください」というのはエレガントでないばかりか、席を立たれてしまう可能性があるので、その場では広く意見交換をし、いまの株式市場や金融政策の是非など相手が好みそうな話題をリサーチしてそれ用の話を二時間並べて本題には入らないぞぐらいのやり方をしないといけないっすよね。
ここで問題になるのはポンデベッキオおじさんの議論ですね。
みんな割と「家族が喜びそうなものを手持ちに」とか「相手が大事にされていることを所属組織ではなく家族に知らしめるために」などと仰るわけですよ。一般論としては良いと思うんですよね。
ただ、偉い人というのはただ偉いわけではないのです。
仕事ができる、部下の統率が上手い、時流を見極めるのが優れている、さまざまな要因があるわけですが、そういうビジネスマンや高級官僚の武器となっているそういうスキルって、
だいたい家族関係が犠牲になりトレードオフになってる
こともまた実に多い。積極的に言えば仕事に邁進しすぎて独身のまま40代を迎えて組織内で実権を持ってますとか、創業者で妻とセフレが10人いていま追っかけてるのはそれ以外の店で出入りしている芸能人だとか、確かに家庭は構えて子どもも育てているけど実はオカマで毎週バーで口紅塗ってるとか、そういう壊れた人生を抱えて権力を行使している奴がゴロゴロしているのが現実社会なわけですよ。
とりわけ創業者がサイコパスだったり、デザイナーさんや技術者あがりの経営幹部が広報宣伝やってたりしている会社にかなり火力の高い地雷が埋まっていることが多くあり、だいたい最初に地雷を踏んで天高く舞い上がって死ぬのは広告代理店の奴だと思うんですよ。
誰か来たのでこの辺で。
神から「お前もそろそろnoteぐらい駄文練習用に使え使え使え使え使え」と言われた気がしたので、のろのろと再始動する感じのアカウント