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選挙妨害つばさの党ガサ入れの奥深さを知るための補助線

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 警視庁が公職選挙法違反の疑いでつばさの党の本部や、代表・黒川敦彦さん、幹事長・根本良輔さんの自宅などを家宅捜索したニュースが出ました。

 つばさの党もいったい何しとんねんという感じもしますが、GW明け早々(5月8日ないし10日)にもガサ入れするという方針が伝わってきておりましたので、機動隊の配置も含め割と慎重にやったんだなという感じも致します。というのも、一部情報でつばさの党本部や某邸では関係する反社会的勢力が武器等を準備しているという怪情報もあったため、組織的な抵抗や逃走対策も含めて機動隊の動員が行われて丁寧に事態対処したというのが実態であったようです。

 一方、つばさの党側はこれらの警視庁によって狭められていく捜査網についてあまりきちんと察知していなかったようで、中での謀議に関する記録は割とそのまんま残っているという話も関係先から確度の高い話として伝わってきています。

 もともと黒川敦彦さんは19年参院選に小林興紀さん天木直人さんと共同で設立した確認団体「オリーブの木」の代表として立候補する一方、いわゆる陰謀論界隈のカルト的なコア支持層を抱えて21年にはNHK党の公認でも出馬しているそっち方面の古参の一人です。

 実際、いまのつばさの党も、総務省が管理している台帳ベースではいろいろ気になるところはありますが元組織はこのオリーブの木であって、参政党や反ワクチン「神真都Q会」と並んでカルト的活動を行う人のハコとして機能してきたことは間違いありません。他方で、この手のカルト的な陰謀論を信じる人たちは基本的に信念というよりは不安がベースになっていますので、規律ある組織を保ったり長期的に何かを積み上げて地道に活動していくことは不得手であることは間違いありません。

 そうであるがゆえに、裏切者もたくさん出ますし、幹部の能力も推して知るべしなところがあります。NHK党であれ参政党であれつばさの党であれ、いかれた奴らが万人集まったところで養分にしかならず、トップ単独のカリスマ性や指導力に依存してなかなかそれ以上にはならない、というのが実態なのではないかと思います。

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神から「お前もそろそろnoteぐらい駄文練習用に使え使え使え使え使え」と言われた気がしたので、のろのろと再始動する感じのアカウント