映画感想 - 病院へ行こう(1990-日本)
★★★★☆
監督:滝田洋二郎
主演:真田広之、薬師丸ひろ子、大地康雄
アマゾンプライムにて鑑賞。
あらすじ
妻の不倫騒動で大怪我をした新谷(真田広之)。
担ぎ込まれた先の病院で、同じく怪我をした間男(大地康雄)とは相部屋だし、妻には離婚を突きつけられるし、医者はなんかやべぇやつだし…
踏んだり蹴ったりな入院生活が始まる!
90年台の日本の様子がこの映画に詰まってて、時代背景を見るだけでも面白い。規制が緩い時代なので、パックリ生傷が普通に描写されていて生々しい(特殊メイクすごい)。注射器などで実際に患者を刺す場面も多く驚いたのだが、「そうか、今は注射する場面すら映ることがないんだ」と逆に気がつかされた。
現代はグロ規制という件ももちろんだが、単純に経費削減になるもんね。
医療方面はそんな感じで若干グロめだが、内容はかなりコメディ色が強く、見ていて笑える。また何年か経ったら観たくなりそう!いや観たくなるはず!病院に行こうというタイトルだが、この映画を見てもやっぱり病院には行きたくないな(笑)脇役も豪華。調べたら、ほんのちょい役のトヨエツが売れる2年前の映画だった。
そうそう、主演のとても若い真田広之の尻が十分に楽しめる。
ナチュラルクズの役どころだが裸体は素晴らしい完成度なので一見の価値あり。
研修医役の薬師丸ひろ子もかわいらしい。ぽやぽやしてる役がぴったり。
こんな人に注射されるのなら私でも逃げたくなる・・・(笑)
入院生活中に繰り広げられる、新谷(真田広之)と、間男(大地康雄)との関係性が、この映画の鍵。
ジャンル:コメディ
エロ成分:不倫描写あり
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