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意見の違う教員へコンサルテーションをするときの言葉の使い方の工夫【スクールカウンセラー向け】

スクールカウンセラーとして働いているときに、カウンセラーとしてはこう思う。でも先生は違う見解を持っている。どうにかして自分の見解を先生にお伝えしたい。

という場面があると思います。

その時に、どういった言い回しをすれば、先生にカウンセラーの見解を聞いてもらえるでしょうか。

先生
「不登校気味のあの生徒は、甘えているんです。厳しくしないといけない。」

カウンセラー
「不登校気味のあの生徒は、甘え足りなかったから安心感がないんです。優しくしないといけない。」

たとえばこんな見解の相違があったとします。

カウンセラーならどうしますか??

「先生、それは違いますよ。甘え足りないから甘えているように見えるんです!!」ともしやってしまうと、おそらく先生とカウンセラーの関係性は、協働ではなく、敵対関係、安心ではなく緊張関係になってしまうリスクがあります。

こういった場合には、次のように言ってみてはどうでしょうか。

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