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最終幕〜菫色の小部屋|展示アーティスト紹介《3》

全ての人々が自身の感性に誠実に生きることができるよう、ショップカラーの「菫色/Mauve」に願いを込めて、2015年より文学・アート・モードを横断する展覧会を開催してきた「菫色の小部屋」こと霧とリボン 直営SHOP&ギャラリー「Private Cabinet」は、本展にて吉祥寺での幕を閉じます。

65組の豪華アーティストが飾るフィナーレの小部屋にて、ご予約の皆様と菫色の時間をご一緒できましたら幸いです。

参加アーティスト65組の内、本記事では展示アーティスト17組をご紹介致します。画像は本展出品作(一部)です。

メモワールのアームコルセット
2023年(新作)
同然

massaging capsule|服飾ブランド →HP
1998年よりmassaging capsule名義にて服飾製作。 脆く傷付きながら懸命に自立する人物像をイメージし、そのような人たちが強くあるための殻としての服をデザインしている。ブランド名はE・ルッチオーニとマクルーハンの言葉に東京のイメージを重ねたもの。展示会や催事等参加多数。

we are always waiting for you
2023年(新作・非売)
コラボコフレ『菫色の小部屋〜終幕のネセセール』に
セットされる植物画カード

松下さちこ|イラストレーター →Instagram
第187回ザ・チョイス入選(皆川明氏選)。主な仕事に百貨店クリスマスビジュアル、アパレル、音楽関連、パッケージ、挿絵~装画等。様々な技法で描くイラストレーションと手描き文字で活動する。

petite Bru June|2023年(新作)
花を持ったビスクハンド ブローチ
2023年(新作)

Miss Moppet Dolls|人形作家 →X
2000年ころから人形制作を始める。2013年よりビスクドール(主にアンティークドールのリプロダクション)を学ぶ。不定期にクラフト、ドール関係のグループ展に参加。2018年・2019年Silent Music「祈りの光」展参加。2017年より恋月姫人形教室「銀の翼」所属。

nest:violet 1|2023年(新作)
nest:violet 2|2023年(新作)

村松桂|写真家 →HP
フォトコラージュ、フォトモンタージュ、多重露光といった手法を採用し、イメージを重ね合わせることで静謐な物語性を秘めた作品を発表している。2004年に初の個展を開催以降、個展・グループ展など多数。また、個展に合わせて写真集も発行し、紙上でのみ可能な表現も試みている。
X|@_katsuraM_
Instagram|@katzlein_6

村松定史翻訳|詩篇「手相』2018年発行(サイン入)
同前

村松定史|フランス文学者・元名城大学教授
1947年生れ。学習院大学フランス文学科卒、同修士・博士課程了、パリ第4大学ソルボンヌ博士課程研究免状取得。フランス文学者。『たそかれ』(芸林書房)、『旅と文学』(沖積舎)、『ジョルジュ・ローデンバック研究』(弘学社)。訳書:ジェラール・ド・ネルヴァル『悪魔の肖像画 』(金の星社)、ガストン・ルルー『オペラ座の怪人』(集英社)。ジョルジュ・ローデンバック『詩集 静寂 』、『樹』、 『詩集 白い青春』、『戯曲 ヴェール』、『詩篇 手相』ほか(以上森開社)

菫色の誓いシリーズ|2023年(新作)
菫色の誓い-アブサン色のガラスのブローチ-
2023年(新作)

monomerone|クレイ作家 →X
架空のアンティーク・ブロカントショップ monomerone—モノメローネ—と申します。「元の持ち主」であるどこかの誰かの一日の物語が詰め込まれた様々な意味をもつアクセサリーを販売しています。

Siesta|2023年(新作)
同前
スタンド製作|菊地拓史(非売)

森馨|人形作家 Blog
BeeKANNO氏、山上真智子氏に師事し人形制作を始める。球体関節人形を中心にオブジェ、ぬいぐるみなども制作する。個展や企画展の他に、多ジャンルの作家との展覧会なども行う。

アヴニール(未来)|2023年(新作)

山口友里|人形作家 HP
球体関節人形を四谷シモン氏、ビスクドール を丸美鈴氏に学ぶ。
他、ぬいぐるみなども制作し、ファンタジーな世界観を得意とする。

le bourgeon(新芽)|2023年(新作)
同前
作品を収納するための特製ボックス

山本じん|美術家 →Instagram
岡山県生まれ。独学で芸術を学び、油彩、版画、素描、彫刻、球体関節人形等の制作をはじめる。銀座にて初個展以降、個展・グループ展・イベント、映画制作等に参加。日本における銀筆画をよみがえらせた第一人者。
『絵本古事記よみがえり-イザナギとイザナミ』(国書刊行会)作画担当。ほかにも、書籍表紙画などを手掛ける。

『ヴィクトリアンのお針子』
同前

山本裕子|画家・服飾作家
1952年 福島県に生まれる。
1973年 服飾デザイナーの仕事に従事する。
1990年 オートクチュール製作を始める。
1995年 ヴィクトリアン服飾作品の製作を本格的に始め、東京を中心に発表。
2000年 ドローイングの創作を始め、以降、個展、企画展にて作品を多数発表。
2013年 永眠。
2015年 『山本裕子作品集 ヴィクトリアンのお針子』刊行。
2016年 新編『山本裕子 ヴィクトリアンのお針子』刊行。
今もなお多くのファンを魅了し続けている。

菫色の森|2023年(新作)

妖|イラストレーター →HP
ゴシック&ロリータを描き続けるイラストレーター。「心の闇を彩るモノクロ」をテーマに独自のモノクロ世界をペン画で展開。ファッション雑誌「KERA」占い挿絵の連載を7年間担当。KERA特別編集「Gothic&Lolita Bible」ではvol.51より最終号まで短編漫画を連載。
2020年ファッションブランド「Rouge Ligne(ルージュ リーニュ)を立ち上げる。
X|@Illustrator_yoh
instagram|@yoh_monochrome

光のゆくさき|2023年(新作・非売)
菫から観る|2023年(新作)

横井まい子|画家 →HP
少年や少女の姿を通して自然や物語を絵に表したいと思い描いています。
個展 2018年マリアの心臓(銀座)、アサヒギャラリー(甲府)他、グループ展などで作品の発表をしています。

両性具有香水|2016年

ヨネヤマヤヤコ|イラストレーター・ムエットエッセイスト →Blog
香りの世界を偏愛するイラストレーター兼ムエットエッセイスト。カルチャー・ソロリティ《菫色連盟》にてサロン「香水談話室」を主催。現在はモーヴ街6番地にあるブライオニー荘に隠匿中。
Twitter|@yoneyacco

MAUVE ROOM|2023年(新作)
PRIVATE CABINET|2023年(新作)

ruff|イラストレーター →X
鉛筆や絵具、箔押しなどのアナログとデジタルを組み合わせ、モードとアンティーク、仄暗い雰囲気の世界や住人を描く。

コラボコフレ『菫色の小部屋〜終幕のネセセール』に
セットされるプライヴェート・ポプリ
「7th Nov 2015」

Du Vert au Violet|プライヴェート・ポプリブランド →Tumblr
書物を紐解くように香りと対話する「プライヴェート・ポプリ」とポプリまわりのオリジナル・アイテムを気鋭のアーティストとコラボレーションしながら制作販売。室内香ではない新しいスタイルのポプリ——日々の暮らしの中で、香りを起点に、文学やアートなど多彩な世界に関心が広がっていくよう工夫されたポプリの世界を提案しています。霧とリボン運営、2021年設立。

Ash Wednesday|2013年
St Matthew Passion|2013年

HOLON|ブックデザイナー・霧とリボン運営事務所
1997年独立。「清く正しく美しいタイポグラフィと手仕事」をモットーに、これまで1,000冊以上の装幀を手がける。1990年より開始した、装飾を重視したオリジナル・アルファベット書体制作を現代の写字法ととらえ、ライフワークとして取り組んでいる。2013年、HOLON タイポグラフィ作品展《スクリプトリウム~聖書の言葉を写し、纏う試み(森岡書店)》開催。

コラボコフレ『菫色の小部屋〜終幕のネセセール』
企画・デザイン担当
同前

霧とリボン|Art Gallery & Shop・小間物ブランド HP
全ての人々が自身の感性に誠実に生きることができるよう、ショップカラーの「菫色/Mauve」に願いを込めて、文学・アート・モードを横断するオリジナル作品の制作発表を中心に活動。近年は「香り」「植物」をテーマとした創作に力を入れています。2015年より個性豊かなアーティストが集う展覧会を定期開催してきたArt Gallery & Shop「Private Cabinet(菫色の小部屋)」は2023年12月をもって吉祥寺での営業を終了します。

サロン風の会場にて作品鑑賞とアーティストの皆様とのご歓談をどうぞゆったりお楽しみ下さいませ。

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