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ガラス張りな自動車ショールーム、なんか良い

先日、我が愛車(ワゴンR)の鍵に付いているドア開閉ボタンが効かなくなりました。
何回押しても反応しなかったため、やむを得ず鍵本体で開閉しました。
今どきの車って鍵でドアを開けるとイモビライザーが反応するんですよね。ドライバー本人なのに車がブーブー鳴った時は冷や汗ものです…

しかもこの現象、職場の駐車場で起こったものですから、やれ度肝は抜かれるわ一度も電池を変えていないから電池切れが起こったんじゃないかと疑うわで頭の中は堂々巡り状態。
即座に地元の自動車販売店へ急行しました。

ワゴンRを買ったのは2013年の8月。当時は大学1年生で、免許取り立てでした。(乗車モデルは上記URLの物です)
家族が誰も乗っていない車を選びたかったのですが、当時住んでいたアパートの駐車スペースや経済事情等を考慮して軽自動車にすることにしました。
今でもそうですが、本当はヴィッツに乗りたかったです。

長いローン期間ではありますが、気づけばもう9年の付き合いになります。
そのワゴンRが、n度目の不調を起こしたのです。

買ったディーラーは青森市にあったため、時間の都合上そこへ行くことはできません。
2年前に通知されたリコールの際お世話になった地元のスズキ販売店へ行くことにしました。

これまでイメージしていた地元の車屋は工場感100%。
代理店は専らスズキかダイハツ。車が必需品となっている地域であればあるほど、軽自動車に強いメーカーの代理店が多い印象があります。

今回足を運んだところもスズキの代理店でした。
そこはかつで我が家で乗っていたカローラワゴン(フィールダーになる前のタイプ)を車検に入れていた場所でもありました。
話だけは聞いていましたが、地元住民の信頼が熱い車屋さんでもあります。

かと言って、私自身はその車屋に足を運んだことがありませんでした。
リコール当時は百日咳で2週間家に篭っていましたし(母に代理を頼みました)、なにより諸経費が高く付くのが痛かった!
なので、車検・点検時は購入したところを利用していました。

中に入ってみますと、奥に新型アルトの展示車がお出迎えしてくれました。
(さすがに乗りませんでしたが)
右手側には事務ゾーンが広がっていて、上には組織図と宴会の写真が飾られていました。
実は鍵をかける際、いつもの癖でボタンを押してしまったのですが、その時「ガチャ…」っと何事もなく反応していました。
「接触が悪かったのか?」と思ったのですが、念には念を入れて鍵を診てもらうことに。結局は何事もなかったのですが、新しい電池に交換してもらう形になりました。

待っている間、事務員さんからコーヒーを頂きました。
普段の業務ではコーヒーを淹れる側なのですが、この時は私が頂く側です。
いつも利用しているところはセルフサービスだったので、差し入れを頂くだけでも上質なサービスを受けている感覚がして、とても嬉しくなりました。

そこはショールームも兼ねていたみたいで、前述した展示車もさることながら車のカタログやエアコンフィルターのサンプルなどがありました。
意外だったのが、天井がめちゃくちゃ高く設計されていたことです。しかも床は大理石。カタログコーナーの棚はずっと前にスズキから来たやつなのか、堂々とワゴンRの初代ロゴが施されていました。

ガラス張りのショールームは正規ディーラーだけだと思っていました。
肝心の私はディーラー経験が少なく、まだそこで買ったことすらありません。
(一番最初の車に乗り続けているので当然ですが…)

数少ないディーラー経験を基に言うと、なんだか安心感が段違いなんですよね。
なんなら、ショールームレベルで安心感を形成しているのではないかと思ったくらいです。
実際、その車屋で頂いたコーヒーの味は格別に美味しかったですし、視界に新しい車があるというワクワク感はそこでしか味わうことができません。

ワゴンRのローン完済まであと1年。
次はガラス張りのショールームで車を買いたいなと改めて心に決めたのでありました。

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