勉強で、無理に苦手を克服する必要はないという話

小学校では、授業外で計算プリントを解かされる、記憶力が無く九九や漢字テストがダメダメ、そして宿題を全くしないという問題児っぷりでした。
中学では社会は必ず平均以下、作文は居残りしても完成しない、1年次は呼び出されて怒られるくらい数学が苦手、といった具合でした。
さらに高校では、古典と歴史が赤点すれすれ、体育の時間に勉強して生徒指導行き、数学の先生と喧嘩して大泣き(次の授業が終わるまで)、かなりメンタルがやられていました。

まあ、ダメな部分は色々見つけることができますし、それにいちいち対策をしようとするのは時間と労力の無駄使いだと思います。
それよりは、自分にとって得意だったり自信のある物事に費やすことで、自分らしくいられるしストレスも溜まりにくく快適に過ごせると思います。
よく80点を90点にするのと40点を50点にするのとでは後者の方が楽、というような考え方を聞きますが、苦手な科目はそれなりに苦手な理由があるわけです。例えば、そもそも暗記が苦手なので、今から歴史や年などを覚え直そうとしても、苦手なことを大量にやる必要があってとてもじゃないけど集中できない、とか。
逆に、得意なことはその理由があって、考えたり発想力を使うのは得意だから、数学の問題はやる気が出て集中できる、とか。

ここで経験談なのですが、古典と現代文はどれだけ勉強しても最後まで成長できませんでした。共通テストの評価は3でした(それまでも赤点に近いレベルでした)。
そこに費やしていた労力を、勉強法もはっきりしていて集中力も出せるような数学や物理に回していれば、それぞれ評価を1つくらいは上げられたかもしれません(どちらも7でした)。
(ちなみに1〜9段階の評価です)

苦手な教科とはいえ、勉強法が把握できていたり点数を伸ばせる自信があるならいいですが、そうでないなら自分にできることに注目するべきで、無理に苦手を克服する必要は無いと思いました。

(あの、辛い話なのですが大人はよく勉強しろって言ってきますが、それを聞いてまじめにやってればいいという訳ではなくて、私はまじめにやってたせいでメンタル壊したり自分の趣味や得意なことが減ったりして人生損した気分なので、ほどほどにやって適当な態度でいるくらいがちょうど良いと思います)

読んでくれてありがとうございました。

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