へりくだりすぎは相手に○○と思われる
最近指摘されたことでの気付き。
プロジェクトマネジメントをしていた時の話
自分は元々卑屈な性格なためか、メールの文面が異常にへりくだっている時がある。
例えばこんな感じだ。
○○株式会社
○○様
お世話になります。○○株式会社のJNKです。
この度本プロジェクトの担当をさせていただくことになりました。
何卒よろしくお願いします。
いきなりのお願いで大変恐縮なのですが、貴社で作成されている・・・・
(中略)
お忙しい中恐れ入りますがよろしくお願いします。
このメールを送った時、社長に「いや、これはへりくだりすぎでしょw」と言う指摘を受けた。
自分としてはへりくだったメールを送った方が、相手にいい印象を与えられると思っていたこともあり、少し納得いかなかったので「なぜへりくだり過ぎるとまずいのか」について聞いてみたら以下のようなことを教えてくれた。
へりくだりすぎは・・・・
社長の話の要約はこうだ
・へりくだるとは自分を下げて見せること
・今回の我々のポジションはあくまでプロジェクトのパートナーと言うことで対等な関係であること
・対等な関係で、自分を下げすぎると、「自分はやらかしたりミスしたりするけど、こんなにへりくだっているから許してちょ」と言う風に見られる
・結果相手から「あいつは何かやらかす」と見られてしまい、信頼を失ってしまう
・そう思われていると仮に相手の期待値通りの納品物を出したとしても、重箱の隅を突くようなミスの指摘をされたり、交渉ごとでいいように利用されてしまったりする
要は、へりくだりすぎると「何かやらかす奴」と言う印象をもたれてしまいいろいろ不利になる。と言うことだ。
なるほど!と感じた。
確かに、あまりにペコペコしていると「あ〜ずっとこの人ミスしてもペコペコしてなんとかしてきたんだろうな」と言う印象を持ってしまう。
いくら相手がクライアントであったとしても過度なへりくだりは相手に不信感を与える。
自信を持って接するのが大事と言うことだ。
この話って人間関係でも言えることだ
よく「相手があなたに持つ印象は、あなた自身があなたに持つ印象に影響を受ける」と言われるがその通りだ。
自分が自分のことをあまり好きではなく、自信なさげにしたり、ペコペコしていたら相手は自分のことをぞんざいに扱ってもいいのだろう。と言う印象を持つ。
結果的にそのコミュニティの中で不利な立場に追い込まれてしまい、本当にポンコツになってしまう。
過信は禁物かもしれないが、負い目がないのなら仕事でもプライベートでもペコペコしすぎないのがいいのだな。と感じた。
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