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根拠のない自信と忍耐は似ている

前回の続きのnoteになる。

「根拠のない自信」を自覚することが少なかった私の人生だが、仕事の中で意識せざるを得ない状況となった。

それは、仲間を「信じる」という行為だ。

仕事はプロジェクト単位で管理し、プロジェクトごとにスキルがある仲間と組んで楽しみながら進めている。

そんな仲間との共同作業だが、私のこれまでの人生で学んだことの一つに「共同作業は忍耐」という手応えがある。

自分一人で行った方がはるかに早いのだが、仲間を信じてやり切ってくれる姿勢を見守る。

口で言うのは簡単だが、実際の行動となると相当な「忍耐力」がいる。
特にわたしのようなせっかちさんなら尚のことだ。

ただし「信じた」先にはビクトリーがある。

「早く行きたければ一人で行け、遠くへ行きたければみんなで行け」という有名なアフリカの諺があるが、あの境地だ。

実のところ、私はこの諺にぎこちなさを覚えている。
「この諺好きなんだ」という経営者に会うと、一歩引いている自分がいる。

「嫌い」なのではない。
「その諺が好き」と言い切れるほど自分は行動がともなっていないのだ。まだ。
だから「私なんぞは・・・」というHSP気質が発動し、その人と距離を置いてしまう。

「いつの日か私に行動が伴ったあかつきには仲良くなりましょう」という心の線を引いているのだろう。

今は道半ば。

諺の教えを噛み締めながら、それでいてまだまだ「早くいこうとする自我を捨てきれてない」自分を直視しつつ、「遠くまで行くチーム」を創ろうともがいている最中だ。

仲間を信じる。それは忍耐。
なにをもって仲間を信じる?いや、根拠なんてないよ。

あいつならやってくれる

漫画や映画やアニメや歌詞でたくさん使われてきたこのセリフを、「根拠」なんてものを頼らずに笑顔で言い放ち続けているのだ。

いつかたどり着こう、ビクトリー。

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