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自立活動は何を?  基本編

情緒学級の担任をすることになって、生活単元は何をしよう。作業も楽しそうだ。畑の学習をして調理実習をしよう。なんて考えていました。
ところが・・・
 
生活単元は何をしよう→ 情緒学級で生活単元は存在しない。
 
作業も楽しそうだ→ これもないし
 
畑の学習をして調理実習をしよう→ 時と場合による。コロナ禍では調理実習自体が難しかった。
 
そして代わりに考えなければならなかったのは、「自立活動」でした。
 
えっ何それ?  知識の乏しい私は全く知りませんでした。(恥ずかしい限りです。)
 
詳しい教育課程は 福島県特別支援教育センターのコーディネートハンドブック(2022版)より、2(5)①の「特別支援学級の教育課程」の基礎知識.pdf をどうぞ。

コーディネートハンドブック〔2020年版〕 - 福島県特別支援教育センター (fcs.ed.jp)
 
(ちなみに、情緒学級に複数の子どもが在籍している場合、もし学年が違っていたら、交流授業に行かない時間帯は、複式での授業になることもあります。それぞれの学校の事情にもよりますが、担任一人が二学年分同時に教えることもあります。)
 
 
自立活動を考えるために、まずは、指導要領から・・・

 

 こちらを参考に。特別支援学校の要録ですが、特別支援学級でも読んで活用できます。
P28に実際に書き込んで考えていくといいと思います。
 
 
中心的な課題が導き出すことができたら、具体的に何をやるかが見えてきます。一人ひとりオーダーメードの活動が出来上がってきます。
 
何年も特別支援に関わっていますという方にはこちらをお勧めしておきましょう。
 

たくさん文章があって、ちょっと難しいです。
 
支援学校在籍のお子さんを含め、様々な事例が載っているので、参考になる1冊だと思います。
 
もっと簡単に、身構えないでできる自立活動のヒントになるものはないのですか?という声も聞こえてきますが、そこはまた次の機会に。
 
 



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