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私の愉快な仲間たち~船釣り編

水が苦手な私が、まさかの船釣りに参戦したことがある

元々は仕事関係でお付き合いのあった弟分達がその少し前から船釣りに目覚め九州各地に行っていたことに始まる

彼らは釣った魚を居酒屋に持ち込み捌いてもらい、それとその日の釣果をあてにお酒を飲む

私は、度々その席に呼ばれ美味しい魚をいただいた

大漁の時は魚をもらって帰ることもあった

(お陰で、出刃包丁と鱗とりを買った)

毎回楽しい釣りの話を聞いた、聞かされた


そんなある日、船に1名空きがあるから一緒に行かないか、とお誘いを受けた

釣具は漁船で貸してもらえる

冬だったので、長靴や防寒ウエアは弟分が用意してくれる(息子さんの防寒ウエアを借りた)

船にトイレはある(←ここ重要)


それまで散々釣りの楽しい話を聞かされてきた

私は行ってみることにした


夜中に集合し乗り合わせて出発

途中で朝食を済ませ念のため酔い止めの薬を飲んでおいた

コンビニで昼食と飲み物を買いクーラーボックスへ入れる

初めての船釣り

釣竿は電動リールで、そこには力は要らないので、釣竿を持つ手と不安定な足元に集中する

出港して1時間が過ぎたころエンジンの音が小さくなってきた

釣りのポイントに着いたようだ

当たり前だけど見渡す限り海、海、海

釣りの準備が始まる

初心者の私は、弟分から手伝ってもらいつつ教わりながら準備を進める

この日は「落とし込み」という釣り方

いよいよ釣り開始

私は教えられたとおり、ただただ釣竿を落とし、ゆっくり上げ下げする

釣竿を落としすぎると地球を釣る

となりの人の糸と絡まる

結構大変

しばらくするとなんか違う、竿がしなる

「お姉さんの、かかってるぞ!」船頭さんが操舵室から声をかける

どうしていいかわからなくてキョロキョロする

船頭さんが網を持って来てくれた

「引いて」「上げろ、上げろ」まわりの方が一生懸命だ

何と言っても初だ

「誰か代わって!」と言うも誰も代わってはくれない

電動リールを上げるスピードが早いだの遅いだの、もう大変

それでも、やっぱり釣れると嬉しい

愉快な仲間たちのお陰で、大物をつり上げましたとさ

メデタシメデタシ💗

こうして至れり尽くせりで1日船釣りを楽しませていただきました





用意していったクーラーボックスは無駄にはなりませんでした。

トップの画像は、ポイントに移動中の船で撮ったものです。

明け方の海はとても綺麗でした。



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